2018年11月

朝日屋の香田社長(左)と中村さん(中)と優等1席「ゆきみ3」号

朝日屋の香田社長(左)と中村さん(中)と優等1席「ゆきみ3」号

20日、松阪肉牛〝七保肉牛〟の女王を決める『第14回大紀町七保肉牛共進会』が、度会郡大紀町野原のJA伊勢経済2課肉牛出荷場であった。主催=同町七保肉牛共進会。
同共進会は旧七保村、旧大宮町時代から数えて今年で64年目。今回は七保和牛部会の肥育農家12名が未経産牛52頭を出品した。
早朝より審査委員長である県畜産研究所大家畜研究課の岡本俊英主幹研究員らが一頭ずつ厳正な審査を実施。今年も発育も十分の粒ぞろいで、どの牛も肥育農家の努力と熱意を感じる優れた肉質・肉量を兼ね備えた素晴らしい仕上がりだった。そのような中で、最高賞の優等1席には、同町打見の中村美彦さん(67)肥育の「ゆきみ3」号660㎏が輝いた。
中村さんは「子牛から育てて出品する現在の共進会では初めての受賞。本当に嬉しい」と喜びもひとしお。
審査委員長の岡本主幹研究員は講評で、「上から見ても体の幅も十分あり、とてもバランスの良い松阪牛らしい体格だった」と絶賛。
今年も出品された牛は津市北丸之内の精肉店・朝日屋が全頭購入した。
朝日屋の香田佳永社長は「今年も良い牛ばかりが揃っている。七保和牛部会は本当に素晴らしい牛を育ててくれた。自信を持って提供できる」と笑顔で話していた。
この52頭は、12月13日から朝日屋で開催される「名牛まつり」にて通常価格で販売される。

鈴木敬子さんの装幀作品

鈴木敬子さんの装幀作品

鈴木敬子とルリユール仲間展「近代日本文学の装幀」が12月5日㈬から三重県立美術館県民ギャラリーで開かれる。時間は9時半~17時、会期は12月9日㈰まで。後援=三重県、三重日仏協会。
鈴木さんは東京製本倶楽部会員。和紙・伊勢型紙・漆・紗などを使って装幀した現代ルリユール(工芸製本)の創作活動に取り組んでいる。
今展示会では、鈴木さんとその仲間13名が近代日本文学の魅力的な装幀や挿絵に注目し、改めて、明治、大正期の本の美しさに想いを寄せ、復刻版コレクション約100冊を改装した作品を展示。
また、ミニアルバム(40枚収納)を制作するワークショップも開催(7日㈮10時~11時、8日㈯10時~11時、14時~15時)、材料費1800円、定員各先着15名。申し込みは当日30分前までに会場で受付け。
問い合わせは鈴木敬子アトリエ☎059・226・8270へ。

BNIについて解説するメンバー

BNIについて解説するメンバー

11月20日夜、津商工会館5階で異業種交流会「BNI高虎チャプター」の定例会が行われた。
85年アメリカで設立されたBNIは世界最大級の異業種交流会。各地域毎に数十名で構成するチャプターと呼ばれる単位で活動。『与えられる者は、与えられる』を基本理念とし、会員同士で顧客を紹介し合う『リファーラル』によってメンバー相互のビジネスチャンス拡大に寄与している。
同一チャプターには1専門分野につき1名までしか所属できないため、チャプター内で直接的な競合相手はいないのが特徴。
「高虎チャプター」には弁護士、税理士、司法書士などの士業を始め、建設、小売、飲食、ITなど幅広い分野で活躍する42名が所属。
毎週火曜の朝7時から定例会を開いているが、20日は、ビジターと呼ばれる入会考察者(初めて参加する人)も気軽に参加してもらおうと、朝に加えて、夜7時からも開催。会員約30名とビジター14名が参加した。
会場ではメンバーやビジターたちが、元気に挨拶を交わしながら名刺交換。その後、出席者全員が自社の紹介やどんな顧客を求めているかなどをプレゼンしたほか、会員間でのリファーラル状況を報告しあい、更なるビジネスチャンスの拡大を確認し合った。

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