2018年11月

 

点灯式の様子

点灯式の様子

21日、津市羽所町のアスト津1階のアストモールでクリスマスツリーの点灯式が行われた。
モミの木をイメージした高さ7mのツリーに黄色LED4000球、白LED3000球が飾られており、ツリー周囲の装飾と合計すると計1万球のLEDが輝く。津駅前の冬の風物詩として親しまれている。
点灯式のオープニングを飾ったのはソプラノ歌手の森本千賀子さんと、ピアニストの田端香代子さんによる「あら野の果てに」。
その後、大川幼稚園の園児43名がクラッカーを鳴らし点灯を祝った。園児たちは可愛いクリスマスソングを披露した。
ツリーの点灯は12月25日までの7時~23時。最終日は19時まで点灯。

日の暮れるのが早くなった。五時にはもう暗くなってきて、私は帰宅の車の中で夕食作りの手順など考え始める。秋の夕暮れは気ぜわしい。
交差点で止まったら、傍の二階建てのアパートに灯りが見えた。あの窓の中にはどんな光景があるのだろう。
あの部屋に住むのは学生さんだろうか。夜のスーパーのレジに立つ男子学生。アルバイトに行く前にコンビニで買ってきたかつ丼を食べている二十歳かも。
その隣の灯りは女子学生かも。小柄で小作りな顔をした女子学生が、小さな流しで野菜炒めの準備をしている。一人の食事も三年目になると慣れたもの。でも何だか味気ない。
一階の灯りはシングルマザーと小学生の子供たちが住む部屋かも。ママの仕事は夕方には終わるけれども、まだ帰ってきていない。お腹が空いた子どもたちは、冷凍庫のおにぎりをチンして食べようとしている。お姉ちゃんが、つま先立ちして電子レンジをのぞき込んで。
灯りの点いた窓の中には人がいる。明るい窓のひとつひとつにさまざまな暮らしがある。灯りの数だけ、いやそれより多くの人生がある。
私も家へ急ぐ。私が点ける灯りの下には私の暮らしがある。私の灯りを目指して帰ってくる人もいる。早く帰って灯りを点けなくては。  (舞)

一志じねんじょをPRする村上さん

一志じねんじょをPRする村上さん

JA三重中央管内で、津市一志地区の特産品である『一志じねんじょ』が12月21日までの予定で出荷されている。
今月20日、一志町波瀬で同JAの「一志じねんじょ部会」が初出荷を行い、村上勉部会長(71)は「今年は台風などの影響で収穫量が少ないが、値上げしないで頑張ります。味や粘りは従来と変わりません。ぜひ食べてほしいです」と話した。
なお12月9日㈰9時~15時半、同センターで「じねんじょまつり」が催される。問い合わせは☎津293・0282へ。

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