よっかいちFCが製作したロケ地マップ

よっかいちFCが製作したロケ地マップ

巨木を倒すシーンのロケハン(美杉町の山林で)

巨木を倒すシーンのロケハン(美杉町の山林で)

妻夫木聡と黒木華が演じる田原夫婦が、タクシーに乗る場面の撮影風景(白山町で)

妻夫木聡と黒木華が演じる田原夫婦が、タクシーに乗る場面の撮影風景(白山町で)

大ヒット映画「告白」などを手掛けた中島哲也監督のホラー映画で公開中の「来る」は、一部が、津市白山町・美杉町で撮影された。民間団体「津フィルムコミッション『ロケっ津』」が受け入れ、地元企業の協力により市内での撮影シーンが当初の予定より増えたという。
同映画は岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡など個性的な面々が出演。原作はホラー小説「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智)。妻夫木聡が演じる田原秀樹が原作で三重県出身ということもあり、県内各地でロケが行われた。
クランクインの今年2月4日、白山町の近鉄榊原温泉口駅前で、帰郷した秀樹と妻の香奈(黒木華)がタクシーに乗るシーンが撮影された。さらに、中島監督から、田原夫婦がハイキングするスナップも近くで撮りたいと希望が出て、当日俳優らに控室を提供していた「猪の倉温泉」が協力。同温泉が所有する山で急遽、撮影が行われた。
また同団体は津名物「津ぎょうざ」入りのロケ弁を手配。監督や俳優に、さり気なくPRした。
そして後日、映画スタッフから同団体に、巨木を倒す場面も津で撮りたいという予想外の連絡があり、美杉町が舞台となった映画ウッジョブ!の撮影にも貢献した「三浦林商」の協力を得て、4月に同町の山林でのロケハンが実現。6月に撮影が行われた。
よっかいちフィルムコミッションが製作した県内ロケ地マップには、観光振興のため、周辺情報として猪の倉温泉や美杉町の森林セラピーも掲載されている。津市役所、上映館のイオンシネマ津・津南などで配布中。
ロケっ津事務局の原田浩治さん(48)は地元の協力に感謝し「撮影を受け入れて『楽しかった』で終わってはもったいない。地域活性化に繫げたいし、市民が地元について自慢できることを一つでも作りたい」と今後も貪欲に活動していく。