津市一身田の高田会館大ホールで、24日(月・祝)18時~、津市・松阪市で自死遺族の集い「わかちあいの会」を毎月開いている「自死遺族サポート ガーベラ会」=松下恵美代表(松阪市)=がチャリティーコンサートを初開催する。参加無料、受付に募金箱が設置される。
三重県では年間約350人前後が自死で亡くなっていて、自死遺族の人数はその数倍に上ると考えられる。
松下さんは夫を自死で亡くし、子供の将来のためにも状況を客観視し対応できればと心理カウンセラー講座で学んだ。自身の経験から必要性を実感し2011年、「ガーベラ会」を設立。自死遺族が集まり安心して胸の内を語り合い、思いをわかち合う「わかちあいの会」や、「追悼法要」などを開催してきた。
わかちあいの会では松下さんが進行役を務め、長期間参加している人が新規参加者をサポートしようという思いで自身の経験を話している。
一方、会の活動の周知が課題で、自死遺族が一人でも少なくなることを願うと共に、自死遺族を支えたいという人に実際支援を行っている人の話を聴いてもらいたいと、コンサートを企画した。
内容は──◆松下さんと、自死遺族の学生が出演し話す。
◆コンサート。出演は──▼津市出身の和太鼓奏者で、地元を拠点に県内外で精力的に活動している服部博之さん。▼津市を中心に演奏活動を行っているJAZZサックスクインテット「サックス・コラージュ」。
◆メッセージトーク。出演は──▼松下さん▼乙部山潮音寺住職の村上英俊さん▼ひよこ鍼灸サロン院長の倉田あかねさん▼(一社)よりそいネットワーク・みえコーディネーターの村田順一さんほか。▼コーディネーター・司会はbonobojapan.comの森谷哲也さん。
◆問合せはHP、メールmie.gabera@gmail.comで松下さんへ。
2018年9月20日 AM 4:55
◆第1回ミニ人権大学講座 9月27日㈭13時半~15時半(受付13時~)、三重県津庁舎6階(津市桜橋3丁目)にて。4回シリーズの第1回目。三重県・津地域防災総合事務所の主催。内容は「同和問題」。演題は「へこたれへん~人はきっとつながれる~」。講師は、みえ人権教育・啓発研究会代表の松村智広さん。受講無料。定員120名に達し次第締め切り。申し込みは所定の用紙に必要事項を記入して郵送・FAXまたはメールで。詳しい問い合わせは☎津223・5300へ。
2018年9月20日 AM 4:55
国道163号と24号との合流地点から南へと少し進むと木津川にかかる泉大橋に差し掛かる。年季の入った鉄橋のたもとに掛かる温度計を見ると摂氏33度。暑いとは思っていたが、ここまでとは思っていなかった。いざ数字を突き付けられると急に辛く感じてしまうのは現金なものである。
橋を渡ると、川沿いに整備されている自転車道を発見。立て看板には、「嵐山・渡月橋まで」と書かれている。最近、すっかりご無沙汰で埃をかぶってしまった自転車を手入れしたら、走ってみたいものだ。
木津川市は、大阪と京都の両方から電車で1時間以内という立地もありベッドタウンとして発展している。豊かな自然にも恵まれ、都会で働くにも便利とあっては、ここでの暮らしを選ぶ人が多いのもうなずける。この両国道の合流地点から、JR木津駅周辺はちょうど市の中心部に当たり、道に沿って様々な店舗が軒を連ねている。駅まではあと少し。時間は16時前。いつもより短い距離とはいえ、ここまで歩いて、足の疲労感がいつもと明らかに違う。
それは、間違いなく、㈱機能食品研究所=津市大門=でお借りした無動力の歩行支援器の「aLQ」のおかげであろう。世界初の健常者向けの歩行器で、電気やモーターの力などは一切使わず、腰に取り付けたユニットの中のばねの反動で歩くときの負担を約20%ほど軽減できる。足腰の筋力が落ちてきた高齢者の日常のサポートなどにも使えるが、この企画のように長距離を歩く旅などでも大きな力となることが確信できた。
そうこうしていると、目的地のJR木津駅に到着。早速切符を買い、改札を通る。ホームで加茂行きの列車を待つ。ちょうど高校生の帰宅時間に当たっており、にぎやかな雰囲気。
ホームで約20分待つと帰りの列車が到着。座席に座ると次回の行程について思案を巡らせる。ここから先はいよいよ奈良県、そして大阪府。どのような未知が待っているかワクワクする。反面、行き帰りを考えると、どのように動くのが最良なのかを、ある程度考えておかないと思わぬ落とし穴にはまる可能性もあるが、緻密な計画を立て過ぎてもつまらない。かといって無計画ではあぶなかっしい。絶妙なバランスが求められるのもこの旅の楽しさである。とにかく次回は、どのような行程になるのか。それは神のみぞ知る、である。(本紙報道部長・麻生純矢)
2018年9月20日 AM 4:55