チャリティー公演で見事な演技を披露した「高田由紀子バレエ学園」の生徒たち

チャリティー公演で見事な演技を披露した「高田由紀子バレエ学園」の生徒たち

津市上弁財町の「高田由紀子バレエ学園」が、昨年12月26日、大阪市北区中之島の中之島フェスティバルタワーフェスティバルホールで開かれたチャリティー公演「第66回洋舞合同祭~モダンダンスとクラシックバレエの合同公演~」に出演した。
主催は朝日新聞厚生文化事業団主催。
この公演は、戦後間もない1946年(昭和21年)に、歳末助け合いを目的に「関西舞踊家集団公演」として始まったもので、関西の団体が出演し、収益金は社会福祉事業に活用される。
高田バレエが同公演に参加するのは今回で55回目。演目は、昨年9月の発表会で披露した「『ドン・キホーテ』第1幕より抜粋」の構成を変更して、上演時間を約10分から20分にした作品。
津と大阪の2教室から25名ずつ、4歳~70代の生徒が出演した。
両教室の合同リハーサルが行われたのは本番当日を入れて2回のみだったが、各教室での練習の成果もあり、本番は全員が一体となって一つの場面を見事に演じ、大きな拍手が起こった。
また、主催者が同学園に、55回の出演による合同祭への貢献をたたえ、長年にわたる社会福祉への支援に対し感謝を込め表彰状を贈呈。公演内容も称賛し、出演者達は感激した。
同学園では「各教室の練習では、もう一方の教室のメンバーがいることを想像して練習し、本番では完璧な演技ができました」と話した。