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津市在住で、飲食の移動販売を行う「イベントクラブ ぺんぎん村」の代表・加藤俊夫さんが、同市美杉町太郎生にあるジビエ料理の店で、地域活性化に取り組む「ようこそ」=山﨑倫敬代表=から仕入れた鹿肉を使った「あの津 鹿肉せんべい」を昨年末に開発。同町の正月イベントなどで販売し、好評を得ている。
加藤さんは福島県出身で25歳から約5年間、鳥羽シーサイドホテルでコックとして働き、洋食のチーフも務めた。その後、飲食店を約30年間経営。当時から所属している食品衛生協会で、山﨑さんと知り合った。
一方、美杉では鹿による農作物などの食害が深刻で、駆除した鹿の肉の活用も課題となっている。そんな中、山﨑さんは加藤さんの料理人としての経歴を知り、ようこそ周辺で駆除された鹿の肉を使った商品開発を依頼。加藤さんは山﨑さんのまちおこしへの熱意を買って快諾し、試作を繰り返した。
完成した鹿肉せんべいは鹿のミンチ肉と、味噌・しょうゆ・ワイン・香料などを混ぜた生地をイカ焼き器の上下の鉄板で数10秒間プレスし、直径約15㎝・厚さ数㎜の円形にしたもの。1枚あたり約80gの鹿肉を使用している。柔らかくて、日本人に合わせた味付けのため食べやすいのが特徴。
今後、美杉以外でも販売予定で、加藤さんは、「皆に食べてもらい、鹿肉が身近で美味しいと知ってもらいたい」と話している。
1枚400円(税込)。問い合わせは加藤さん☎090・8868・7892へ。
2019年1月31日 AM 4:55