

検索キーワード




津市立育生小学校=同市下弁財町津興=グランドを拠点とする、市内の小学生による軟式野球チーム「IKUSEI GUTS」=岩田和己代表(43)=が、今年4月に中学部を設立する。現在、市内の新中学1年生(現・小学6年生)の男女を対象にメンバーを募集中。野球経験者歓迎。
同チームは2014年11月発足し現在、同小や南が丘小などの児童23名が所属。指導者は約10名。毎週土曜、日曜と祝日に活動し、遠征や練習試合も行っている。チームの特色は、「とにかく元気」。前面に気持ちを出して楽しくプレーすることや、挨拶を大事にしている。
今月3日には、「第11回高虎・極楽湯CUP」で見事優勝した。
中学部設立は、児童や保護者、指導者からの要望がきっかけ。
文科省やスポーツ庁のガイドラインに基づき現在、三重県を含め各地の自治体や中学校・高校で、部活動について休養日が1週間のうち2日、うち1日は土・日曜などと設定されている。
同チームでは、「教員の負担軽減のためにも休養日の設定は必要。一方、野球のような団体競技で練習時間が限られると、チーム力の向上が難しい」とし、小学生のとき土日や祝日にも頻繁に練習し、中学校進学後に野球部に入り活動時間が短いことに物足りなさを感じる子がプレーできる場をつくりたいと考えた。
岩田さんは中学部について「社会人野球経験者などが指導します。高校野球などで将来活躍するための技術面・戦略面の可能性を引き出したい」と話している。
▼中学部の本格始動前の初の活動として2月16日㈯9時~16時、津球場公園内野球場で練習が行われる。参加申込不要。
▼2月、3月は体験として練習に参加可能。4月から正式入部となる。
▼小学部の体験会が2月16日㈯に同野球場、2月17日㈰に育生小で行われる。時間は両日9時~12時。参加申込不要。
問い合わせは岩田さん☎090・9890・0285へ。
2019年2月7日 AM 4:55
理数系の人材を育成する文科省の事業「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定校である県立津高校=津市新町=で2日、SSH事業などの研究発表会が行われた。
同校のSSH事業では全学年の文系・理系両方の生徒が「探究活動」に取り組み、人文科学・社会科学・ 自然科学の分野を問わず自分の知りたいことをテーマに、個人やグループで研究を実施している。
また三重大学や名古屋大学などの教授・学生や、井村屋などの企業がアドバイスや協力をしていて、研究内容の充実に繋がっているという。
研究発表会には2年生360人・70班以上と、1年生の一部が参加。5年以上前から毎年行われているが、今年は初めて、市内外の小中学生や、地域も巻き込んで開催された。
生徒や、小中学生がパワーポイントやポスターセッション、展示により「血圧は運動でどのように変動するのか」「映画と社会が求める女性像はどのような関係か?」「人が涼しいと感じるうちわを調査」など様々なテーマの研究を発表。大学の教員、各分野の専門家などが、データの解釈・考察の内容・説明の構成などの観点から評価を行った。
なお2年生は、これまでの研究を踏まえ、3年次に同じテーマで論文作成に取り組むという。
津高校の西川俊朗教頭は「当校の生徒と小中学生がお互いの発表を見ることで、刺激になると思う。また、外部の方に教えてもらったことをフィードバックすることで、研究のレベルアップという効果があります」と話した。
2019年2月7日 AM 4:55
津市久居中町134─35の和紅茶(国産の紅茶)をメインとする紅茶の店「茶寮 多喜」=店主・増田多喜子さん=では、併設のギャラリーで3月31日㈰まで、古布で作ったお雛様などの「雛祭り展」を開催中。
長崎県佐世保市近郊でギャラリーを運営する森園美智子さんの協力で、季節ごとに行っている作品展の一環。
可愛らしいうさぎのお雛様や、貝殻にお雛様が乗っている「はまぐりびな」など丁寧に作られた作品の数々を展示販売している。
増田さんは、「近年、全国の緑茶の産地で和紅茶栽培が盛んになり、和紅茶の品質は目覚ましく向上しています。外国の紅茶にひけを取らない美味しい紅茶が各地で生産され、再び日本の紅茶が海外に輸出される日も近いことでしょう。当店では全国各地の和紅茶をストックしています。昨秋に引き続き、評判の良い近畿・東海地方の和紅茶と、入手困難な高品質のネパール紅茶をお薦めしています」と話している。
営業時間は10時~16時、水・木曜定休。なお2月12日㈫~15日㈮は臨時休業。
駐車場は店向かいのNO.1~3と店舗の奥。
問い合わせは☎059・256・3135。
2019年2月7日 AM 4:55