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本が好きなので図書館をよく利用する。昔は文庫本を買っていたのだが、本が家にたまっていくのが嫌になり、作家さんには申し訳ないが、本は買わずに借りるものと決めた。
本の選び方は人それぞれだろうが、私は作家で選ぶ。一人の作家を気に入ると、その人の書いたものを全部読む。中にはがっかりするものもあるが、好きな作家の本はたいてい面白く読める。
新しい作家の開拓も欠かせない。何かの賞を受賞したり、ベストセラーになったりした作品はまず読んでみる。そういったものに外れは少ない。気に入り作家を見つけ、新刊を楽しみに待つことも多い。
多くのファンを持つ人気作家の本は、図書館に行っても借り出されていることが多い。その時は予約を入れておく。評判の本だと何ヶ月も待つことがあるが、待つのも楽しみの一つだと考える。
図書館には相互貸借という便利なシステムがあるので、所蔵されていない本でも予約できる。申し込んでおけば、図書館ネットワークを利用して県内の図書館から取り寄せてくれるのだ。
いつも私は、新聞の書評やネットの口コミでの評価が高かった本をメモしておく。若い時なら面白くない本でも終わりまで読んだが、もう今はつまらない本を読みたくはない。良い本を見つけて楽しい読書ライフを送りたいと思っている。(舞)
2019年2月7日 AM 4:55
三重県総合文化センターが、開館25周年記念事業第1弾として、同センター内三重県文化会館中ホールで4月9日㈫19時~(開場18時半)、豪華キャスト陣による音楽劇「パルコ・プロデュース『世界は一人』」を上演する。
作・演出は、人間の赤裸々な営みを鋭く浮き彫りにし深刻なテーマを内包しながらも、笑って泣ける繊細な喜劇を仕立て上げる岩井秀人。最も信頼するシンガーソングライター前野健太と共にオリジナルの音楽劇を立ち上げる。
出演は松尾スズキ、松たか子、瑛太ほか。
海のそば、かつて炭鉱で栄えたがいまは寂れ切ってシャッター街となった地域に生まれ育った同級生3人が、成長し、家族とモメにモメ、窃盗で捕まったり、自死を計ったり、 上手く立ち回って人生の罠から逃れたりなどしつつ、東京へ出て成功したり失敗しながら再び巡り会う物語。
▼入場料金=S席(1階)6500円、A席(2階)4500円。全席指定、税込。学生(25歳未満)全席20%割引。
▼チケット一般発売開始=2月10日㈪10時。
▼取り扱い=三重県文化会館チケットカウンター☎233・1122、エムズネット、チケットぴあ(Pコード 491─714)(☎0570・02・9999)、ローソンチケット(Lコード 43020)(☎0570・084・004)、県内レコード商組合加盟店。
▼問合せは三重県文化会館チケットカウンター☎津233・1122。
2019年2月7日 AM 4:55
㈱ポプラ社刊のコミック版日本の歴史67『戦国人物伝 藤堂高虎』が全国の書店で販売中。原作=水谷俊樹、漫画=横山仁。A5判。全127ページ。定価1080円(税込)。
このシリーズは豊富なラインナップで人気武将から知られざる英雄まで歴史上の人物の生涯を一人一冊費やし、じっくりと辿ることで歴史が楽しく学べる児童向けの学習漫画。描かれるストーリーや時代の様子は、作家・歴史家の加来耕三氏が徹底監修。本書でも企画・構成・監修を担当。
津藩祖・藤堂高虎の生涯を描いた本作。近江国(現在の滋賀県)の身分の低い侍の家に生まれた高虎が恵まれた体格を武器に槍働きでの立身出世を目指す猪武者から、豊臣秀吉の弟である秀長に仕えたことをきっかけに自己変革。戦の後方支援の重要性を学んだり、後に日本一と称される築城技術を習得するなど知勇兼備の武将に成長。徳川家康と共に戦国時代を終わらせ太平の世を築くまでを出世の白餅のエピソードなどを交えつつ描いている。主を七度変えた変節漢という後世の不当な評価に対しても、戦国時代には正当な評価をしてくれる主に仕えるのは当然で、高虎は一度も自ら主君を裏切ったことはないと反論している。
原作の水谷さんは尾鷲市出身。高虎公が今も縁ある滋賀県・愛媛県などで親しまれていることから「津藩祖・藤堂高虎公が全国各地でたくさんの人たちに愛された人物だったと知ってほしい」と子供たちに呼びかける。
2019年2月7日 AM 4:55