町の本屋さんを特集したNAGI(春号)の誌面

町の本屋さんを特集したNAGI(春号)の誌面

三重を刺激する大人のローカル誌「NAGI」
(月兎舎)の春号を紹介。特集は「町の本屋なくしてええの?」。
かつて駅前や商店街にあった書店が姿を消している。その数は同誌の創刊から約20年で約3分の2に減少。跡継ぎのいない高齢店主の店も多く、今後も減り続けるとみられる。主な原因はインターネットの普及。地図はカーナビやグーグルマップ、料理レシピはクックパッド、アダルトは無料動画にとって代わられ、2017年には電子コミックの販売数が紙と逆転した。
同誌では「そんな中でも生き残っている書店や古書店には、思いがけない本と出合える楽しさがあります。個人店は個性的なラインナップが魅力。書店の個性は、オーナーの個性です」と話す。
掲載14店のうち、本紙配布エリアからは、津市大門にある、建築・アート・猫・オカルト系など知的好奇心をくすぐる品揃えの「奥山銘木店」、津市桜橋にある、子供の本の専門店で、おはなし会(絵本の読み聞かせと素話)や催しギャラリーもある「おはなしの森」や、津市栄町、四天王会館2階にある「古書カラスブックス」をピックアップしている。
B5判、104頁。税込700円で県内の書店、道の駅、一部スーパー(ぎゅーとら、マックスバリュ)などで販売。
問い合わせは、月兎舎☎0696・35・0556へ。