

検索キーワード




社会福祉法人あけあい会の介護士で、それぞれ「特別養護老人ホーム きずな」「介護老人保健施設 つつじの里」=津市白山町二本木=で働く松本知也さん(22)と瀬良垣優美さん(23)は、県内の介護士などが対象の「みえ介護技術コンテスト」の優勝者経験者。松本さんは昨年優勝し、瀬良垣さんは一昨年優勝、昨年準優勝した。
2人は各施設でも、気負いなく丁寧な声かけを行うなどして利用者との信頼関係を築き、やりがいを持ち働いている。
松本さんは同市久居出身。高校生のときボランティアで高齢者施設を訪れ、介護職は人を笑顔にできる仕事だと魅力を感じ、三重介護福祉専門学校に入学。在学中に同法人で実習を経験し、卒業後きずなに就職した。
就職1年目は、同校で学び思い描くようになった理想の介護を実践しようと肩に力が入り過ぎ、空回り。利用者とも上手く関わることができず、「あんた嫌いやわ」と言われてしまった。しかし先輩職員に支えられて自然に接することができるようになり、同じ利用者から「あんたがええ」と言ってもらえたそう。
また瀬良垣さんは沖縄で生まれ育ち、地元の先輩が同法人に就職した影響もあり、18歳のときつつじの里で働き始めた。
当初は三重という初めての土地や仕事に慣れず、挫折もあった。例えば排泄介助に抵抗があり上手くできなかったが、同期や先輩に励まされ、自身も努力し、楽しく働けるようになった。利用者からの感謝や「あんたがいてくれて良かった」という言葉がやりがい。
一方、同法人はeラーニング(パソコンを用いた学習)や法人内のコンテストで職員の介護技術向上を支援している。2人は法人内のコンテストで上位となってみえ介護技術コン出場権を獲得し、見事優勝。
そして瀬良垣さんは昨年末、同法人がみえ介護技術コン上位の職員に贈る海外研修で、スウェーデンを訪れた。
松本さんは「利用者様により安心してもらえる介護士になっていきたい。将来の夢としては、施設長になりたいです」、瀬良垣さんは「コンテストでの経験を生かして、今から入ってくる後輩たちも育てていきたいです」と話している。
2019年3月7日 AM 4:55