茶道体験で園児(左)に作法を教える学生

茶道体験で園児(左)に作法を教える学生

2月26日、津市大谷町の学校法人大川学園で、大川幼稚園年長児53名を対象に、三重調理専門学校教諭と、「食育インストラクター」の資格取得を目指す同校2年生22名の指導による恒例の食育教室が開かれた。園児に幼いうちから日本の文化や食に興味を持ってもらうことなどが目的。
園児は学生に教わりながら「2色きんとん」作りに挑戦。白餡と紫イモの餡をくっつけて丸めて完成させた。その後、2色きんとんを使い茶道を体験。真剣な表情で正座し、挨拶や作法を実践した。また寺西菖さん(20)ら学生による紙芝居で楽しく食を学んだ。
寺西さんは、「子供たちに伝わるかどうか心配だったので、聞こえるようにゆっくりと読みました」と話した。