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今年1月26日に急性心不全のため83歳で急逝した㈱ふじや本店代表取締役社長、栁川昌彌氏の「忌明け法要・祈願供養会」が3月17日㈰、津光倫会舘で執り行われる。
栁川氏は昭和10年4月20日、7人兄弟の3男として生まれた。実家は装具販売業の「ふじや装具店」。
昭和29年、三重県立四日市高等学校を卒業後、翌30年に「ふじや装具店」に入社し修行を積む。翌31年には同店店主となる。
昭和43年6月、「ふじや装具店」を「㈱ふじや本店」と改組改称し、代表取締役社長に就任。
平成6年11月、三重県で開催された世界祝祭博覧会に県内企業では唯一の単独パビリオンを出展。その斬新で繊細な展示手法が評価され、ジャパンエキスポ秀作賞を受賞した。
さらに平成2年、通商産業大臣賞表彰、同7年に知事表彰、同18年11月に三重県産業功労奏を受賞した。
葬儀は自宅で行うのが一般的だった当時から、まだ少数派だった葬儀専用ホールの発展と可能性に着目。平成元年、四日市市松本町に「四日市光倫会舘」を建設。以降、葬儀ホールのニーズの高まりに対応すべく、「津光倫会舘」、四日市市富田に「富田光倫会舘」、同市桜町に「光倫会舘桜ホール」を建設。同社を県内におけるホール葬のパイオニア的企業に成長させた。
こうした葬儀業界発展への長年にわたる尽力に対し、平成27年4月に県民功労賞受賞。記念に出版した著書「生死一如」の記念式典「報恩感謝会」には地元政財界の関係者ら約250名が出席し、栁川氏を祝った。
当日は、栁川氏の長男で同社取締役である栁川尚史氏が「百日間大荒行」の成満にあたり「水行拝姿」も行う。
記
日時・平成31年3月17日㈰
開式 13時30分
閉式 16時00分
(受付は12時30分から)
場所・津光倫会舘(津市納所町47─3)
同社では「誠に勝手ながら、香典、供花など心遣いはご辞退申し上げます。尚、服装は平服にてお願い申し上げます。
ご出席頂けます方は、あらかじめお電話頂ければ幸いです」と話している。
問い合わせは☎059・228・1151。
2019年3月14日 AM 4:55
朝の挨拶は、「おはよう」。毎朝、寝起きのぼうっとした顔つきのままぼそぼそと言う私。もっと元気に言えたら良いのに。
昼の挨拶は「こんにちは」だけれど、家族には使わない。子どもが「パパこんにちは」と挨拶したなら、その親子関係は特殊だということになる。
「こんばんは」も家族には使わない。「いってらっしゃい」、「ただいま」「おかえりなさい」などの送り出す言葉、迎える言葉が家族間の挨拶だ。
あまり意識していなかったが、挨拶には家と外の両方で使えるものと、主に外で使うものがある。「こんにちは」「こんばんは」は外部用挨拶だ。知人に行き会ったときにも、家を訪問したときにも、店内や山道などでは知らない人にも使う。
では、会社で「こんにちは」をよく使うかというと、そうでもない。午後から出社したときに「こんにちは」では少し違和感。芸能界では夕方でも夜中でも「おはようございます」と言うそうだが、午後の「おはようございます」もやはり違和感。「お疲れ様です」と言ってさりげなく仕事をしている人の中に混じっていくのが良いだろう。
日本で育ち自然に挨拶を身に着けた。そうでなければたぶん使い分けは難しい。
(舞)
2019年3月14日 AM 4:55
9日、津市美杉町上多気の古民家と山林で恒例の「なぁなぁ美杉ライフ体験&移住相談」が催された。津市が、美杉での暮らしに興味がある人などを対象に行っているもの。
今年は、三重大学の学生でつくり三重県の活性化に取り組んでいる団体「三重創生ファンタジスタクラブ(通称・MSFC)」=部長・岡田まりさん(19・1年)=のメンバー16名が、古民家のかまどでの炊飯などの体験内容を企画した。
MSFCでは昨春から美杉の活性に取り組んでいる。これまで同町を7回ほど訪れ、北畠神社での観光や木材の切り出しなどを体験し、町の魅力に触れてきた。外部向けのイベント内容を企画するのは今回が初で、会場の古民家を使って美杉ならではの良さを伝えられるように工夫したそう。
当日は、美杉を度々訪れていて、町内で空き家を借り別荘とすることを検討している伊藤光彦さん(26、四日市市)らが参加。地元の林業家の指導による林業体験、薪割り、かまどでの火おこしが行われた。またかまどで炊いたご飯やジビエ鍋の昼食を皆で味わった。その後、市職員による移住相談も実施された。
伊藤さんは、「美杉に来るといつも思うのが、ウェルカムな雰囲気で落ち着くということ。田舎の良い所だと感じています」と話した。また岡田さんは「かまどでご飯を炊くのに手間がかかったので、今後はそれも体験として楽しめるよう、流しそうめんや川遊び体験などと合わせて企画したいです」。
2019年3月14日 AM 4:55