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日本緑内障学会は今年も世界緑内障週間(3月10日~3月16日)に合わせ、国内のランドマークとなる施設を緑内障のシンボルカラーであるグリーンにライトアップする「ライトアップ in グリーン運動」を展開した。
緑内障は日本における中途失明原因の第一位。
40歳以上の20人に一人が罹っているとされる。自覚症状が極めて少ないため、気付いた時には進行していたというケースも多い。
一方で、近年の診断技術や治療法の進歩により早期に発見し治療を継続すれば失明に至る可能性は大幅に減っている。
ライトアップ運動は、緑内障による中途失明を減らすための正確な情報を知ってもらう啓発活動の一環として2015年に実施された日本独自の取り組み。2016年は20カ所、2017年は全国44カ所、昨年は85カ所が緑色にライトアップされた。さらに海外でも実施されるようになっている。
今年全国で実施したのは、通天閣や虎ノ門ヒルズ、岐阜城、京都タワーやホテル、官公庁などの64カ所、さらに医療機関44施設の計108施設。三重県の医療機関では三重大学附属病院と津駅前の東海眼科の2つ。
中でも東海眼科は、駅前という立地条件から多くの人が目にする建物だけに高い啓発効果が期待される。しかし、条例により駅前の施設はライトアップする事ができない。そこで同眼科は窓の内側に透光性のあるグリーンの幕を貼り、室内の光でグリーン光を演出。駅前通りを歩く多くの人々に緑内障に関心を向けてもらうきっかけ作りとなった。
同眼科の中井義秀理事長によると同病院でも年間100名ほどが初診の検査で新たに緑内障と診断されるという。また、緑内障は眼圧が高く視野が欠けていくが、中には眼圧が低いのに視野が欠けるケースなど様々な症状があるため、「まずは受診して頂く事が安心につながります」と話す。
2019年3月21日 AM 4:55