津光倫会舘前で「水行」を披露する栁川尚史上人(左)ら

津光倫会舘前で「水行」を披露する栁川尚史上人(左)ら

1月26日に急性心不全のため83歳で急逝した㈱ふじや本店代表取締役社長、栁川昌彌氏の「忌明け法要・祈願供養会」と同社取締役で、日蓮宗光延結社の教導でもある栁川尚史上人が、厳しい修行で知られる「日蓮宗正中山大荒行加行」を成満した事を報告する「水行拝姿」が17日、津光倫会舘で執り行われた。上人の成満は今回で8回目。通算800日の修行となった。
はじめに、修行を通じて縁を持った他の上人達と共に会舘前で「水行」を披露した後、ホールに移動。昌彌氏の遺影が飾られた祭壇の前で読経をあげ、故人を偲び集まった約200名の参列者と共に昌彌氏を供養した。 最後は、上人らが参列者一人ひとりの体に撰経をあてて、体に依る死霊、生霊、野弧、疫神、呪詛、の五段の邪気を払うと共に法華経、撰経の功徳を得ていた。