一面に黄色いミツマタが広がっている(22日撮影)

一面に黄色いミツマタが広がっている(22日撮影)

津市美杉町石名原の山林で、斜面と比較的平らな地の合わせて約1・5㏊の土地に群生する花木「ミツマタ」が見頃を迎えている。
この群生地は、所有者で農林業を営む岸野隆夫さん(65、石名原)の父が、昭和30年頃に山林の多目的利用のため植えたもの。数年前に強度の間伐が行われ、日当たりが良くなったためか群生の面積が自然に広がった。
岸野さんは美杉自治会連合会長などとして地域のために活動していて、「多くの人に山や林業に関心を持ってもらいたい」と昨年から群生地を一般公開。 県内外から見物人が訪れ、岸野さんら住民が、林業の話をしたり、周辺に休憩所やミニ公園を設けるなどしておもてなし。林業の魅力を伝えると共に、過疎が進む同町の交流人口が増えるきっかけにもなっている。
見頃は4月10日頃まで。付近の道は生活道路で幅も狭いため車の通行不可。伊勢地地域住民センターから群生地まで徒歩約30分。JR名松線伊勢奥津駅から群生地まで徒歩約40分。