カクレクマノミ(左)&ナンヨウハギ

カクレクマノミ(左)&ナンヨウハギ

まもなく終わる平成の時代には、「平成の怪物」と呼ばれた有名野球選手のように、水族館や動物園、自然界にも世間の注目を集めた生きものが多数いる。
そこで鳥羽水族館では、平成に話題となった愉快な生物たちを集めて、「平成の快物」展を企画展示室で4月30日(火・休)まで開催中。平成の時代に一世を風靡した生きものたちが、今蘇える。
参加料無料。入館料のみ必要。主な内容は──
生きものの話題を中心に、平成を賑わせたニュースを巨大年表にして展示=話題となった生きものの生体展示や貴重な標本展示を使って、平成の時代を振り返る。
①生体展示=まるで人の顔のように見えると一大ブームを巻き起こした「人面魚

人面魚(コイ)

人面魚(コイ)

(コイ)」や、映画で一躍有名になった「カクレクマノミ&ナンヨウハギ」のほか、身近ながらも絶滅危惧種に指定された「ニホンウナギ」など、平成の時代に注目を浴びた生きものたちを10種展示する。
②標本展示=近畿大学が初めて完全養殖に成功したマグロ(通称・近大マグロ)や、世界で初めて生きた姿が確認され話題になった、深海に棲む「ダイオウイカ」(体の一部)など、ほかではなかなか見ることの出来ない貴重な生きものの標本を6種展示する。
問い合わせは鳥羽水族館(代表)☎0599・25・2555へ。