ロールキャベツの具材をこねる子供たち

ロールキャベツの具材をこねる子供たち

パフェのフルーツも庖丁でカット

パフェのフルーツも庖丁でカット

3日、三重県総合文化センターで、レストラン東洋軒と姉妹店のリズカフェによる春休み特別企画『キッズ料理教室』があった。

次代を担う子供たちに自らの手で料理をつくる喜びと食べる楽しさを感じてもらい、料理の世界に興味を持ってもらうきっかけになればと開催。今回で7回目。小学生30名が参加した。
今回、挑戦したメニューは「ロールキャベツ」と、「季節フルーツのパフェ」の2品。可愛いコックコートとコック帽を身に付けた参加者たちは4グループに分かれ、調理を行った。
両店スタッフの優しく丁寧な指導を受けながら子供たちはロールキャベツの具材をこねて、キャベツで包んだり、パフェの器にフルーツ、スポンジケーキ、生クリームなどを盛り付けた。
最後は試食タイム。プロならではの美味しくつくるコツを聞きながら、調理しただけに味は格別。子供たちは満面の笑みで料理を堪能した。
また、参加者一人ひとりに、自慢の料理と一緒に撮影した顔写真入りの修了書が手渡された。

今年はお彼岸の頃の気温が低かったので、春蒔き一年草の種蒔きの時期をずらした。蒔いたのは四月に入り気温が二〇度ぐらいになってから。
今は芽生えを待っている。もうそろそろ芽が出ても良さそうなのに、まだ出ていない。管理が悪いのか。まだ芽が出る時期になっていないのか。種自体に問題があったのか。それとも。
芽生えまでの日数は植物の種類によって異なる。一週間だったり十日だったり二週間を超えたり。だから気長に待たねばいけないのだけれど、毎日水を与えながら芽生えを待っていると、もどかしい思いがする。待つ時間は長い。
植物でさえこうだから、何かを目指す人の芽生えを待つのはもどかしい。知り合いに作家を目指す人がいるが、彼の芽はいつ出るだろう。環境が整えば芽が出るだろうか。何か変化が必要だろうか。もっと時期を待たねばならないのか。それとも。
我が子の芽生えを待つのは、さらにもどかしくて不安だ。自分で自分の面倒が見られるように。自分で食べていけるように。子どもがそこまで成長するには長い時間がかかる。大人になって就職して、やっと安心できるかと思っても、この変化の時代に適応していけるかが心配になる。
それは草花の芽生えを待つよりずっとずっともどかしい。待つ時間を楽しめれば良いのだけど。(舞)

guri-nfesHP 久居まつり実行委員会が、5月11日㈯15時~21時、近鉄久居駅東口からすぐの「緑の風公園」で「グリーンフェスティバル2019」を開く。企画・運営は、久居地域の活性化を目的に活動する久居げんき会。
同会は2012年、久居の自称若者十数名が集まり「この町を元気にしよう」と結成。「この町の新しい風物詩を作りたい」と、各団体と協同で同フェスを実現させた。コンセプトは3つ。
①グリーンカフェ(マルシェ)15時~=地域の魅力がたくさん。飲食、雑貨、ワークショップのお店が並ぶ。
②アコースティックライブ15時~=スペシャルゲストは新羅慎二(若旦那)。03年に湘南乃風のメンバーとして、「若旦那」名義でミュージシャンデビュー。18年から本名の「新羅慎二(Nira Shinji)」名義での活動を開始した。
③キャンドルナイト17時半~=地元の小学生や住民、企業の協力を得て開催。5000個の灯りが公園をつつむ。『一想一灯(いっそういっとう)』をテーマに一人ひとりが想いを灯す。
小雨決行・荒天中止。入場無料。
問い合わせは同実行委☎津255・8846へ。

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