20190517154450-0002 皇学館大学非常勤講師で文筆家の千種清美さん(津市出身、明和町在住)がこのほど、昨年刊行した「三重 祭りの食紀行」に続く第2弾として、「三重の神饌 神に供える御膳」を風媒社から出版した。(公財)岡田文化財団助成事業。
神様への供え物で「神饌」と呼ばれる酒や食物、それを人がいただく「お下がり」。同書では神と人とが共に食する行為「神人共食(しんじんきょうしょく)」が祭りや年中行事の本質であるとし、三重県内12カ所の神社や祭りで供えられきた神饌について詳述。
「海魚」に4社(大賀神社、伊射波神社、八柱神社、宇氣比神社)の祭典で供えられてきた神饌に加え、「酒」「飯」「すし」のカテゴリーで3社(猿田彦神社、神宮神田、伊雑宮御料田)の「御田植祭と食」についても記述。
千種さんは「祭りをつぶさに見ると、地域の『神饌』には地域の『記憶』が残されていると感じます。地域の『記憶』を記録すると共に活性化の一助になれば」と話す。
A5判、カラーグラビア含み116頁。税込1080円にてアマゾン、三重県内の書店などで取り扱い中。