自主制作CD「潮風のロマンス」を発売したまりりんさん

自主制作CD「潮風のロマンス」を発売したまりりんさん

津市大門のカラオケサロン「歌声サロンまりりん」店主の小野真里さん(48)が〝まりりん〟名義で、昔から大好きな昭和のアイドルをイメージしたCD「潮風のロマンス」を自主制作。昨日から同店で販売している。
まりりんさんは安濃町出身。子供の頃から中森明菜さんなどのアイドルに憧れていた。周りを明るく元気にしてくれるのが魅力だそう。
歌うことも好きで、高校卒業後、「仕事で歌えるから」とバスガイドになり、20歳で結婚するまで働いた。
40歳の時、夫が単身赴任となり、離れて暮らすことが悲しく約2年間落ち込んでいたが、42歳の終わり頃、「世の中に役に立つことはないか」と考え、津市内の福祉施設や松阪市のライブハウスで歌い始め、元気を取り戻していった。2年前に地域活性化のため同店をオープン。昨夏にはNHKのど自慢に出場と、歌を楽しんでいる。
CD制作は自身初で子供の頃からの夢だった。自ら作詞し、以前から親交のある新田忠弘さん、レモンさん夫婦に作曲やコーラスなどで協力を得た。「寂しいこともあったけど、何歳になっても、アンテナを張ってチャンスを見逃さずにつかみに行けば、夢は叶うと思います」。
収録曲は、明るい同曲と、対照的に悲し気な曲「雨のマリオネット」、両曲のカラオケ、「潮風のロマンス」親衛隊のボイス入り、の5曲。
税込み1300円。
問い合わせは☎津253・0126へ。