有石さん  津市中央の三重額縁ビル3階にある三重画廊で17日~21日、刻字家・紀平有石(雅号=惠壽子)さんによる「惠壽子の古代文字で戀文(こいぶみ)を描く展」と、併催の津城復元の会協賛チャリティ展「古代文字をアートに 刻字家 有石展」が開かれた。
有石さんは刻字歴50年で、津市南が丘団地内の刻字工房「有石」と「紀平有石印章」を拠点に、国内外で活動。
人種・宗教・言語・文化を越えて漢字圏以外でも認められる作品を目指し、制作に取り組んでいる。
今回は〝潮騒の街、湘南の浜で生まれ育った惠壽子〟の純愛を、古代文字とカタカナ混じりの戀文(=恋文)で描くシリーズの第1弾として、6作を展示。
またチャリティ展では、これまでの集大成として60点を出品。金箔を貼った古代文字と、赤・青・緑色を施した背景の面積のバランスが絶妙な作品など力作が揃い、好評で展示初日にほとんどが売約済みとなった。
有石さんは「個展を開くのは10年ぶりで、三重画廊では初。集大成の作品に私の想像を遥かに超える反響がありました。求めてくださる方がそれだけいらっしゃったということはありがたいし、嬉しいです」と話した。
なお、チャリティ展から津城復元の会に、3万円が寄託された。