2019年7月

ラテンの名曲を演奏する「シエンプレ」のステージ

ラテンの名曲を演奏する「シエンプレ」のステージ

6月25日、三重県総合文化会館小ホールで、津を拠点にラテンの名曲を中心に演奏活動しているボーカル・ユニット『シエンプレ』による津城復元を草の根で応援するライブ「第6回・セイ・アミーゴ」が開かれた。
『シエンプレ』は、南山大学在学中にラテングループとして全国的に名を馳せた林敬天さん、クラシックピアノ・合唱畑の藤堂千秋さん、パーカッションの森和広さんで構成。
2部編成で第1部は、ギターの花崎理さんとウッドベースの坂口修平さんによるデュオが「ジャズとブラジル音楽」をテーマに、映画・ニューシネマ・パラダイスのテーマや、ジャズスタンダードの枯葉、ボサノバの原型・ブラジルショーロの曲アルボラーダを演奏。
続く第2部でシエンプレが登場。日本ではコーヒールンバとしてお馴染みの「コーヒーを挽きながら」や、世界的大ヒット曲「ベサメムーチョ」を演奏。「コンドルは飛んでいく」では、友情出演の日本尺八連盟竹師大師範・岡本莫山さんの尺八も登場。
ライブ売上金の一部と聴衆108名から寄せられた8万6538円が津城復元の資金として寄付された。

鹿肉の南蛮漬け(手前)など家庭で気軽に楽しめるジビエ料理が並んだ

鹿肉の南蛮漬け(手前)など家庭で気軽に楽しめるジビエ料理が並んだ

津市白山町上ノ村の上ノ村集会所で6月29日に開かれた、地域おこしに取り組む住民による恒例イベント「村のレストラン」で、「ジビエ料理教室」が催された。
「ジビエ料理を、豚のしょうが焼きと同じレベルで家庭で気軽に作ってほしい。そのためにも獣肉をもっと流通に乗せたい。食品流通業者、猟師の事情を知りたい」と、流通業者、行政関係者、猟師、消費者を対象に実施されたもの。
津市広域獣害対策連絡協議会=岡田廣助会長=が、獣害対策で捕獲された鹿・猪の肉の家庭での消費拡大を目指して発行した「家庭で気軽に楽しむ猟師料理集」に掲載の35品のうち、「鹿肉の南蛮漬け」「シシころカツ」など10品を同レストランスタッフや学生らが作り、皆で楽しんだ。
その後、意見交換が行われ、猟師で獣肉の解体処理・販売を行っている早志伸之さんが「(消費者に)『なんや普通に食べれるやん』と言ってもらうのが第一歩」などと話した。

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