2019年9月

BBQの会場となる旧長野小学校

BBQの会場となる旧長野小学校

サルシカがプロデュースした大門のBBQ

サルシカがプロデュースした大門のBBQ

一昨年閉校した旧長野小学校(津市美里町北長野)のグランドで、10月19日㈯・20日㈰の12時~14時(オーダーストップ)、「みさとの学校BBQ」が開催される。雨天決行(タープを設置する)、荒天中止。
地元住民でつくる長野地域まちおこし協議会(奥田裕久会長)が、同小の利活用策の一環として催す。津の精肉店「朝日屋」が全面協力。また、津市大門の「大門まちなかバーベキュー」をプロデュースしたNPO法人サルシカが運営する。
▼基本セット(朝日屋の肉セット、野菜盛り合わせ、焼きおにぎり2個)=税込2500円。子供用セット=同1500円。未就学児は注文なしでもOK。※ホルモンや松阪牛ステーキなど追加メニューあり。生ビール、ソフトドリンクは別途販売。
▼テーブル、椅子、コンロ、網、火ばさみ、タレ、塩は主催者が用意。火おこしはスタッフが行う。
▼定員は、各日200人。
▼9月26日㈭から予約開始(地元優先予約は10日前から)。サルシカのホームページと☎059・279・2322で受け付ける。※当日券の販売はない。
▼19日の夜のみ、グランドでキャンプが可能。テント、キャンピングカーで宿泊できる。1区画税込1000円の美化協力金が必要。
▼19日夜、主催の地域住民、ボランティアスタッフ、宿泊する参加者による交流会を開催する。バーや屋台も出店予定。ボランティアスタッフは無料、宿泊する参加者は有料で参加できる。

帰宅して車を駐車場に入れようとしたら、そこに人がいた。うちの駐車場で何をしている?手前で停車して、今から駐車場に入ることをアピールしたが、その人は気づかない。我が家に用があるわけではないらしい。向こうを向いて何かに集中しているようだ。
「すみませーん」車の窓を開けて、私は声を掛けた。でも振り返らない。小さくクラクションを鳴らしてそろそろと車を進めてみたが、それでも気づかない。しかたがないので、そのまま待った。待って観察を始めた。
少年のようだが若い女らしい。背はかなり高い。ショートの髪で半分隠れた耳に何か見える。イヤホーンだ。だから聞こえないのだと納得した。
待つこと数分。女は私の車を振り返ることもなく、道に出て向こうに歩き始めた。最後まで、自分が邪魔をしていたことに気づかなかったようだ。
何も謝ってほしいわけではないけれど……と考えた。あまりに無防備に過ぎると思ったのだ。すぐそばまで車が来ていたのに、気づかないなんて危険ではないか。世間には若い女を狙う悪いヤツもいるだろうし、ひったくりのターゲットになるかもしれない。
イヤホーンを付けてスマホに見入ったら、そこは自分の部屋と同じだとでも思っているのだろうか。道端はそんなに安全ではない。せめて片耳はイヤホーンを外して周りを見なさい。     (舞)

川越火力発電所の構内も見学

川越火力発電所の構内も見学

でんきの科学館で遊びながら楽しく勉強

でんきの科学館で遊びながら楽しく勉強

8月27日、本紙恒例の「夏休み親子見学会」でが開かれ、親子20組40名がバスの旅を楽しんだ。
生活に欠かせない電気がどのように作られているのかを学んでもらおうと中部電力三重支店の協力を得て毎年企画しているもの。名古屋市の「でんきの科学館」と、三重郡川越町にある「川越火力発電所」「川越電力館テラ46」を見学した。
一部リニューアルされたでんきの科学館では展示を通じ、火力・水力・原子力の発電方法や送電の仕組みなどを勉強。オームシアターでゲームも楽しんだ。
その後、今年より中部電力と東京電力グループの合弁会社㈱JERAが事業を引き継いだ川越火力発電所へ。世界有数の大規模火力発電所で、1号機から4号機の総出力は480万2千kW。発電所の施設内で発電の燃料であるLNG(液化天然ガス)がカタールなどの外国からタンカーで発電所内のタンクに貯蔵されるまでの説明を受けた。LNGを燃やした熱で発生する蒸気で発電するタービンも間近で見学、その音と熱を直に感じていた。
また、365日24時間体制で運転している発電所の中央制御室も見学し、普段当たり前のように使っている電気が多大な努力で支えられていることを改めて実感した。
同発電所隣の川越電力館テラ46でも、エネルギーと環境の関係を学んだ。

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