2019年9月

国の財政について、紙幣のレプリカを手に話す片山さん

国の財政について、紙幣のレプリカを手に話す片山さん

津市新町の県立津高校で17日、1年生40名を対象に、家庭科の経済生活を学ぶ授業として、津租税教育推進協議会による租税教室が開催された。
同協議会は津税務署・三重県・津市・税理士会など関係民間団体で構成されている。
講師は、津高校出身、東海税理士会津支部所属の税理士で、津市に事務所を構える片山光さん。
片山さんは、税金が年金、医療、教育などの公共事業に使われていることや、来月からの消費税増税は、急激に増加している社会保障費の財源を確保するためであることなどを説明。そして「税金の使い道は、国民の代表である議員が話し合って決めます。この国民の代表を選ぶのが皆さんです。今の社会に関心を持って自分なりの意見を持ち、選挙権を得たら選挙に行って議員を選出し、自分の意見を反映してもらえれば」と話した。
聴講した福島康太さん(16)は「消費税が8%から10%に変わることを嫌やなと思っていたけど、社会貢献に使われていると知って、必要なことがあるんじゃないかと思いました」と話した。

オープン記念のテープカットの様子

オープン記念のテープカットの様子

12日、津市高野尾町の「朝津味(あさつみ)」のフードコートが、レストラン&カフェ「テロワール」としてリニューアルした。
テープカットには、朝津味を運営するフューチャー・ファーム・コミュニティ三重の赤塚充良社長、石垣英一三重県産業支援センター会長らが参加し、盛大に祝った。
ホテルグリーンパーク津の料理長などを務めた小林善幸さんを招き、メニューを充実。「コトリアット・カフェ・ド・パリ(白身魚のワイン煮)」1500円などが新たに登場。地元産野菜をオリジナルドレッシングで味わう「ドレッシングバー」500円など、新たな感覚で楽しめる。
今後、毎月2品ずつ新たなメニューを登場し、年内を目途にビュッフェスタイルへと移行。農産物直売所や隣接するレッドヒルヒーサーの森との相乗効果で更なる集客につなげる。

にぎわう会場の様子

にぎわう会場の様子

13日・14日、三重県津市一身田平野の憩いの里津ケアホームで「㈱ライフ・テクノサービス」と社会福祉法人・敬峰会主催の「みえ福祉コレクション2019」が開かれた。
介護・福祉に関するメーカーや専門家が一堂に会し、介護用品を始め、介護にまつわる様々なことを見てさわって体験出来るイベント。今年で4回目。例年は三重県総合文化センターで行ってきたが、より介護の現場に近い環境で開催したいという趣旨で同施設に会場を移した。
ケアマネージャーを中心に、介護の道を志す学生など多くの人でにぎわう会場では、福祉用具の展示・体験が行われた。
普段よく目にする車椅子やベッド用品だけでなく今後普及していくことが期待される最新の介護支援ロボットなどの展示実演、専門家によるワークショップや施設見学も行われ、参加者は知識を深めていた。

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