受賞を喜ぶ馬場さん(右)と、点字絵本を手にする岩鶴会長

受賞を喜ぶ馬場さん(右)と、点字絵本を手にする岩鶴会長

津市中央公民館で活動するサークル「点字絵本」と、セントヨゼフ女子学園保護者の「点訳クラブ」の合同による「点字絵本サークル」=代表・馬場幸子さん(74)、会員24名=が、「(公財)ソロプチミスト日本財団」の社会ボランティア賞を受賞。副賞20万円が贈られた。
ソロプチミストは女性の国際的な奉仕団体。同財団は様々な分野の奉仕活動を顕彰・支援していて、同賞は毎年、全国各地のソロプチミストクラブから推薦された個人・団体を対象に選考する。
同サークルを推薦した「国際ソロプチミスト三重─アイリス」=岩鶴篤子会長=が15日、クラブ例会で、同クラブからのアイリス賞などを馬場さんに贈呈した。
その後、馬場さんが、同サークルが年間約12冊の点字絵本を制作し全国の盲学校などに寄付していることや、点字絵本の作り方を紹介。「拙い作品でも贈ると喜んで下さって、子供たちから点字でお礼が届きます」とやりがいを話した。
岩鶴会長は「点字絵本をもらった子供さんは喜んでいらっしゃると思う。当クラブの推薦によるソロプチミスト日本財団からの受賞は約5年ぶりで、嬉しいです」。