上野城をバックに今治市の越智副市長へサミット旗を手渡す岡本伊賀市長(右)

上野城をバックに今治市の越智副市長へサミット旗を手渡す岡本伊賀市長(右)

10月5日、伊賀市で「第11回高虎サミットin伊賀上野」が開かれた。
岡本栄伊賀市長、前葉泰幸津市長、野瀬喜久男甲良町長、越智博今治副市長ら持ち回り開催地の首長らのほか、兵庫県養父市、県内からは名張市と玉城町に加え、高虎公が築いた赤木城跡がある熊野市も初参加。津市からは藤堂藩五日会はじめ顕彰・ガイド会など多くの市民らが参加した。
オープニングセレモニーは上野城本丸広場で城をバックに行われ、ゆかりの地の連携を深めるサミット宣言の後、岡本市長から次期開催地・今治市の越智副市長へとサミット旗が手渡された。
その後、参加者たちは鎧武者の先導で、津藩校・有造館の支校であった国史跡「旧崇広堂」へと移動。三重大学の藤田達生教授による基調講演「江戸時代の設計者─藤堂高虎」では、幕府より大名が国を預かって大切に統治する幕藩体制によって平和な世の中が築かれたことを指摘。続くパネルディスカッションでは、藤田教授をコーディネーターに伊賀市などの代表者らが「現代に生きる高虎のまちづくり」をテーマに語り合った。