2019年10月

上野城をバックに今治市の越智副市長へサミット旗を手渡す岡本伊賀市長(右)

上野城をバックに今治市の越智副市長へサミット旗を手渡す岡本伊賀市長(右)

10月5日、伊賀市で「第11回高虎サミットin伊賀上野」が開かれた。
岡本栄伊賀市長、前葉泰幸津市長、野瀬喜久男甲良町長、越智博今治副市長ら持ち回り開催地の首長らのほか、兵庫県養父市、県内からは名張市と玉城町に加え、高虎公が築いた赤木城跡がある熊野市も初参加。津市からは藤堂藩五日会はじめ顕彰・ガイド会など多くの市民らが参加した。
オープニングセレモニーは上野城本丸広場で城をバックに行われ、ゆかりの地の連携を深めるサミット宣言の後、岡本市長から次期開催地・今治市の越智副市長へとサミット旗が手渡された。
その後、参加者たちは鎧武者の先導で、津藩校・有造館の支校であった国史跡「旧崇広堂」へと移動。三重大学の藤田達生教授による基調講演「江戸時代の設計者─藤堂高虎」では、幕府より大名が国を預かって大切に統治する幕藩体制によって平和な世の中が築かれたことを指摘。続くパネルディスカッションでは、藤田教授をコーディネーターに伊賀市などの代表者らが「現代に生きる高虎のまちづくり」をテーマに語り合った。

受賞を喜ぶ馬場さん(右)と、点字絵本を手にする岩鶴会長

受賞を喜ぶ馬場さん(右)と、点字絵本を手にする岩鶴会長

津市中央公民館で活動するサークル「点字絵本」と、セントヨゼフ女子学園保護者の「点訳クラブ」の合同による「点字絵本サークル」=代表・馬場幸子さん(74)、会員24名=が、「(公財)ソロプチミスト日本財団」の社会ボランティア賞を受賞。副賞20万円が贈られた。
ソロプチミストは女性の国際的な奉仕団体。同財団は様々な分野の奉仕活動を顕彰・支援していて、同賞は毎年、全国各地のソロプチミストクラブから推薦された個人・団体を対象に選考する。
同サークルを推薦した「国際ソロプチミスト三重─アイリス」=岩鶴篤子会長=が15日、クラブ例会で、同クラブからのアイリス賞などを馬場さんに贈呈した。
その後、馬場さんが、同サークルが年間約12冊の点字絵本を制作し全国の盲学校などに寄付していることや、点字絵本の作り方を紹介。「拙い作品でも贈ると喜んで下さって、子供たちから点字でお礼が届きます」とやりがいを話した。
岩鶴会長は「点字絵本をもらった子供さんは喜んでいらっしゃると思う。当クラブの推薦によるソロプチミスト日本財団からの受賞は約5年ぶりで、嬉しいです」。

懐メロ 7日㈰9時20分から(開場9時)津リージョンプラザお城ホールで、カラオケ「優の会」=田中優代表=による『懐メロ・歌つづり~歌い継ごう・心に残る昭和の名曲』が開かれる。入場無料。後援=本紙。
昭和の名曲を子や孫の世代に歌い継ぐという趣旨で毎年開かれており、多くの懐メロファンに愛されている催し。昭和歌謡をこよなく愛するのど自慢が大集合。
ステージで次々と名曲を歌い上げていく。
今回は昭和60年代から10年区切りで時代をさかのぼり各年代の名曲を順番に披露。更に鳥羽一郎や山川豊といった県内出身メジャー歌手の曲や、ムード歌謡、都道府県地方別・選抜曲などのテーマ別のコーナーも行う。
オープニングは賛助出演の深山流豊竜会社中による島倉千代子の「恋しているんだもん」。大トリは田中代表による細川たかしの「望郷じょんがら」。

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