本紙は、今年度の三重大学教育学研究科・増田直史さんの教育実習に協力し、同大学附属小学校5年A組児童に新聞づくりの特別授業を行いました。後日、児童達は授業での学習を活かし、8班に分かれて津市大門で取材し、記事原稿を書き上げました。2班づつ、計4回に分けて紙面で紹介します。3回目の今回は、5班の「津観音」と4班の「平治煎餅本店」です(写真も児童が撮影)。

 

三重のほこり・津観音

津観音本堂

津観音本堂

「この寺は、日本三観音の一つなんですよ」と語るのは、受け付けを担当している伊藤さんだ。日本三観音にも指定されている津観音は、和銅2年(七百九年)からの長い歴史をほこる寺であり、昔から市民の心のよりどころとして親しまれている。
千九百四十五年の戦争により再建された五重塔は、三重の中でも一つしかないものなのだ。高さ21メートル、中には大日如来像や薬師如来像も安置している。
また、津観音の魅力の一つとして伊藤さんが教えてくれた事、それは色だ。本堂はもちろん、先ほどの五重塔にも多く朱色が使われている。このりっぱな朱色は目に焼

津観音境内にある五重塔

津観音境内にある五重塔

きつけておいてほしい。
またその他、二月に行う鬼押さえや七月のつ七夕まつり、十月の津まつりなど、津観音で行われる行事は多くある。これも、一つのほこりといえるであろう。
たくさんのほこりを持つ、津観音。み力の多い津観音に、ぜひ参拝者として、おとずれてみてほしい。(三重大附属小学校5年A組5班)

 

 

 

 

 

すがたをかえる平治煎餅

大門商店街通りの平治煎餅本店は千九百十三年創業。始まった当時は平治煎餅と平治最中の二種類しかなかったが、今では「平治のワッフル」、「お城で見つけた月」などの商品がたくさんある。
平治煎餅の笠のような形の由来は、平治が風邪をこじらした母のために、禁漁区からヤガラという魚を取りに行ったときに浜辺におき忘れた笠が元となっている。その笠を元に、子どもにも楽しんでもらえるように「平治くんアイス」を作った。そのおかげで子どもにも来てもらえるようになった。
そんな人気な平治煎餅は工場で年間一万五千枚、多い時で二万枚作っている。工場と本店をあわせて二十五人働いている。
お店の方は「安心、安全、そしてお客様の笑顔が見られることを日々心がけていきたい」と意気込んでいる。
(三重大附属小学校5年A組4班)

 

編集部注・ 12月12日号の同連載で「平治煎餅本店」の創業年が「1993年」とありましたが「1913年」が正解につき訂正します。