岡林さんと個展の出品作品「果ての果てへ

岡林さんと個展の出品作品「果ての果てへ

洋画家で独立美術協会準会員の岡林まち子さん(60、津市久居本町)が今月5日~9日、同市中央の三重画廊で個展を開催し盛況だった。岡林さんは1979年武蔵野美術短期大学美術科卒。現在、「岡林まちこ絵画教室」を主宰。
また80年代半ば頃から毎年、同協会の展覧会「独立展」に出品し続けている。近年は「果ての果てへ」をテーマにした作品で、海老原賞などを受賞。そして昨年、同テーマの作品で見事、最高賞の独立賞に輝いた。
そして今回の個展では海老原賞受賞作品や、薔薇・牡丹といった花を題材にした美しい作品など21点を出品。長年かけて追求し続けてきた独特の世界で、来場者を魅了した。
岡林さんは、自身初の最高賞受賞を喜ぶとともに「『果ての果てへ』は透明感、光、色の輝きを表現したいと描いています。絵が好きで夢中になって走ってきているから、制作活動の苦しいことは忘れる。独立展は出品者の皆さんが高め合っていて、勉強になります」と話した。