三重県総合博物館が第27回企画展「名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を開く。会期は4月18日㈯~6月14日㈰まで。
江戸時代の三重は、東西の大動脈である東海道が通るほか、伊勢神宮、さらに熊野や西国三十三所の参詣に、人々が集う地だった。
古くから和歌に詠まれた名所のほか、江戸時代に新たに見いだされたり、再認識されたりした名所も少なくない。そこには、挿絵付きの地誌『伊勢参宮名所図会』や広重らが描く宿場や二見浦などの浮世絵(名所絵)が大きな役割を果たした。
同展では、今も昔も旅の楽しみの一つ、名所の魅力を、三重の浮世絵を中心に紹介する。
観覧料(カッコ内は基本展示室とセット観覧券)=一般800円(1050円)、学生480円(630円)、高校生以下は無料。
◆記念講演会◆
5月17日㈰13時半~15時まで。演題「名所図会から風景画へ ―歌川広重の作画手法―」。場所=3階 レクチャールーム。
講師は大久保 純一氏(国立歴史民俗博物館教授)。定員80名(事前申し込み)締切4月26日。
◆ミニレクチャー&ギャラリートーク◆
4月25日㈯・5月24日㈰・6月13日㈯…各日とも13時半~15時まで学芸員による展示解説あり。
場所=3階 レクチャールーム・企画展示室。定員25人(当日受付・先着順・企画展の観覧券が必要)。
月曜休館(5月2日は除く)、5月7日㈭。
問い合わせは☎059・228・2283。