持ち帰り容器持参を勧める、レトロなPOP。描かれている女性のデザインのイメージは「昔盛んだった豆腐の移動販売に、容器を持参するお母さん」。

持ち帰り容器持参を勧める、レトロなPOP。描かれている女性のデザインのイメージは「昔盛んだった豆腐の移動販売に、容器を持参するお母さん」。

新型コロナ感染拡大の影響で来店客が減り、対策としてテイクアウトメニューを提供している飲食店が多いが、持ち帰り用のプラスチック容器は需要急増により品薄。
津市久居のデザイン事務所「トスカキッチン
デザインワークス」の代表・タナカカツマサさんは懇意にしている飲食店もこの状況で打撃を受けているのを見て、客に保存容器持参を勧めるPOPを制作した。また県の食品安全課に「テイクアウトの方法として、家庭から持参した容器に料理を提供することは可能」であることを確認。
SNSでPOPを紹介したところ、500件以上の反響があった。
「消費者からプラゴミが減るので良いという声もありました。お店向けだが、消費者側が『持参の容器で良いよ』と言っているPOPでもあります」とタナカさん。
POPは同事務所ホームページで無料配布中。