おぼろタオルを取り上げた雑誌「和樂」の誌面

おぼろタオルを取り上げた雑誌「和樂」の誌面

定期購読の特典品に選ばれた「UKIYO-Eおぼろタオルハンカチ」

定期購読の特典品に選ばれた「UKIYO-Eおぼろタオルハンカチ」

雑誌「和樂」が今年末までに申し込んだ定期購読者への特典品として「おぼろタオルのタオルハンカチ」を選定した。 同誌は、小学館から発刊されている隔月女性誌で、「『和』の美しさ、素晴らしさを読者と分かち合う」をキャッチフレーズに、日本美術、京都、茶の湯、工芸などをテーマとして扱っている。
「おぼろタオル」は、「今治タオル」「泉州タオル」と並ぶ日本三大タオルのひとつとして名を馳せる津市の老舗タオルメーカー。創業者で画家だった森田正三郎氏が考案した「おぼろ染め」でも知られる。
同誌は、創業100年を超えるおぼろタオルの芸術性に着目。先々号(2月・3月号)で同社のヒストリーを特集。「おぼろ染め」が、横糸だけに柄を染める画期的な染色法で、白いパイルの下におぼろげな模様を描き出し、濡れると鮮明に浮き出すその変化が「おぼろ月夜の空が晴れるように見える」ことから「おぼろ染め」と名付けられた歴史などを紹介した。
定期購読の特典は、和樂とおぼろタオルがコラボして製品化した「UKIYO─Eおぼろタオルハンカチ」。店頭で購入することができない特注品で、葛飾北斎の赤富士をイメージした柄は、濡らすと色が鮮やかに変化する。
また、やわらかく、吸水性や吸湿性にも優れ、舞妓さんや芸者さんをはじめ、女性に愛用された日本初の「ガーゼタオル」の技術も惜しみなく投入している。
ちなみに、和樂は単品購入だと1冊税込1530円。定期購読は1年間(6冊発行)で1冊税込1400円と、2年間(12冊発行)で1冊税込み1300円の2コースがあり、支払いは一括と毎月のいづれかが選べる。送料は無料。
申し込み・問い合わせはフリーダイヤル0120・462946(月~金9時半~17時半。土日祝休み)へ。