園舎の壁を塗るリペイント匠の社員たち

園舎の壁を塗るリペイント匠の社員たち

4月18日・19日、新型コロナウィルス感染拡大が続く中、津市久居二ノ町の「のべの幼稚園」で㈱リペイント匠=が抗菌・抗ウィルス機能を持った塗料を使った塗装ボランティアを行った。
同社は津店=津市栗真町屋町=、久居店=津市久居相川町=、鈴鹿店=鈴鹿市道伯=の3店舗を構える職人直営の塗装専門店。仕上がりにこだわる丁寧な仕事ぶりに対するお値打ちな価格で顧客からの信頼も厚い。
同社では地域貢献の一環として公園や幼稚園などで、塗装ボランティアを定期的に行っている。今回は園舎のトイレの壁や廊下の壁などを塗装。子供たちが直接手でふれやすい場所も多いこともあり、安全性の高さだけでなく、前述の抗菌・抗ウィルス機能がある漆喰原料の内装用塗料を使用した。
ボランティアには、2日間で同社の社員10名が参加。丹精込めて塗り上げた塗装個所は、とても美しい仕上がり。衛生面に対する意識が高まる中、機能性の高さも非常に喜ばれていた。
同社の久保信也社長は「世の中がこういう暗い雰囲気だからこそ、今私たちに出来ることをしていきたい」と力強く語った。

マルヤス スーパーのマルヤス(本社=津市柳山津興)芸濃店が3月から同市美里町家所地区内の6ケ所で、移動販売を開始し好評だ。
同地区は最寄りのスーパーまで車で15分以上かかるため、主に高齢者からの移動販売のニーズが元々高く、新型コロナウィルス感染拡大や外出自粛の流れで、さらに高まった。
売上げも、芸濃店が移動販売を行っている安濃や亀山といったほかのエリアと比べて最も高いという。
芸濃店では、津市大門のセンパレ地下にあったマルヤスの支店が昨年10月に閉店したのを機に、元利用者のニーズに応じるため移動販売をスタート。
そして今年1月頃、当時、家所区自治会長だった杉平庄一さんが、住民から相談を受けたのを機にマルヤスに移動販売を打診。3月には芸濃店が現地調査を行い、同月16日から移動販売が始まった。当初は週1日の実施だったが、1日で6カ所を回るのが時間的に難しいため、現在は週2日、各日4ケ所と2カ所に分けて行われている。
担当スタッフ1名が、その日店内にある野菜・肉・刺身・弁当・菓子・冷凍食品などの商品をトラックに載せて運び、各販売場所で陳列。店内での価格に、1点あたり10円の手数料をプラスして販売している。また、事前に依頼すれば希望の商品を持って来てもらえる。
先月22日にこの移動スーパーで買い物した住民は、「これからも販売に来続けてもらえるよう、毎回来ています」と話した。
芸濃店店長の上村昌輝さんによると、マルヤスはネットスーパーのサービスも行っているが、ネットで買い物をしない人や、商品を実際に見て買いたいという人が一定数いて、それも移動販売のニーズに繋がっているという。「移動スーパーの利益は今のところまだ高くないですが、需要は多く、地域貢献になっていると考えています」と上村さん。

介護の資格を持っている人!介護の「知識」と「技術」をスキルアップしませんか!
社会福祉法人・三重県社会福祉協議会三重県福祉人材センターが「介護有資格者再チャレンジ研修」のウェブ研修を企画中。
これは、介護の資格を持っているけど、「経験がない」「ブランクがある」と介護の職に就くことに不安を持つ人に、不安や悩みを解消し、福祉・介護の現場で活躍できるよう研修会を開催するもの。
対象は介護職員初任者研修、ヘルパー2級、介護福祉士など介護に関する資格を持つ人で、現在、福祉・介護現場で働いていない人や、介護職として就職、復帰後おおむね1年未満の人。
知識や技術を再確認してもらうとともに福祉・介護職場へ再就職してもらうことを目的に実施される。
内容は、介護保険制度の動向、介護技術、コミュニケーション技術、認知症ケアなど。
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点からウェブ上でのオンライン研修を予定。詳細については、後日、同協議会のホームページで案内する。
問い合わせ・申し込みは同センター☎津227・5160。FAX津222・0170(平日9時~17時)。
※新型コロナウィルス感染症の影響により、延期、または中止になる場合もある。

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