津LC第61代会長の有川勝俊氏

津LC第61代会長の有川勝俊氏

津ライオンズクラブ(以下、津LC。津市丸之内。会員100名)は、役員を改選。第61代会長に有川勝俊氏(63)を選任した。任期は今月1日から来年6月末まで。
LCは、世界21カ国、146万人の会員を誇る世界最大の奉仕団体。毎年、環境清掃活動、薬物乱用防止教室をはじめ、盲導犬育成資金のためのチャリティイベントや、子供参加のスポーツイベントなど様々な奉仕活動に取り組んでいる。創立50周年には、中勢グリーンパークに128本の桜の植樹をして以来、時計台の設置、遊具の寄贈、清掃活動など10年間にわたり取り組んできた。昨年度は、創立60周年記念事業として、同パークでの大規模集客イベントや新たな遊具の設置のほか、寄付活動を行った。
有川氏は、三重水熱工業㈱(津市上浜町2丁目)会長。津LCではPR委員会や薬物乱用防止教室で活動してきた。
同氏は「ここ数年間で社会情勢が大きく変わった。通信手段ひとつ取っても、スマホが普及し、誰もが簡単に瞬時に広く情報が集められるようになった。津LCの活動も変わらねばならない。奉仕活動にしても、今まで以上に地元のニーズに合った取り組みが求められる。
現在は、新型コロナウィルス感染拡大防止で事業がままならないが、我々が今まで取り組んで来なかった分野の奉仕活動とか、他のボランティア団体の活動に参加して様々な知識やノウハウを教えてもらう事も重要。フットワーク良く、フレキシブルな活動ができるようにしたい」と抱負を語った。