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津市白山町真見の日本家庭料理「梦窓庵」を営む久世悟司さん(81、同町南家城)が、同店の斜め向かいの駐車場内に、誰でも利用できる東屋(休憩所)を設置した。
久世さんは、真心を込めたおもてなしを大切にしていて、地域貢献として同店の周囲でモミジなど四季折々の植物を管理し、地元の名所となっている。
東屋は久世さんが設計し、先月完成。柱などに木、壁に土、障子に和紙を使い、日本情緒が演出されている。長椅子を備え、久世さんによる「至誠一貫」(誠意を貫き通すこと)の書が飾られている。「今の人は車で移動することが多く気ぜわしいが、こういうところに憩い、ゆっくり話ができたら心が落ち着くのでは。雲出川や山の景観を見て心を広げ、ちょっとでも癒されてほしい」と久世さん。
久世さんの孫で南家城在住の晴風くん(家城小学校5年、10歳)も自然や生き物が大好きで、優しい心の持ち主。今春、同町真見にあるリバーパーク真見の管理棟に作られたツバメの巣を保護した。
きっかけは新型コロナによる休校中に叔母の恭加さんと散歩していた際、同所で巣が壊されているのを2回見かけて、可哀そうに思ったこと。5月1日、管理人に手紙で「巣をこわさないでください」「つばめが巣立つまでぼくがそうじをします」と伝え、翌日、快諾の返事をもらった。
晴風くんはそれから巣の下にツバメのフンを受けるために新聞紙を敷き、毎日交換。学校再開後は恭加さんも協力し、6月12日まで巣を世話した。同13日に見に行くと巣が空で、ヒナが巣立ったようだった。突然のことだけに、「ちょっとさみしかった。(巣立つまで)短かった気がする」と晴風くん。
5月末には「晴風工房」をスタートし、モミジや苔で寄せ植えを作り、恭加さんが久居で経営するエミ美容院で販売している。売り上げの一部を動物愛護に使う。
2020年7月2日 AM 11:32
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