6月28日に行われた草引きイベントの参加者たち

6月28日に行われた草引きイベントの参加者たち

津市美里町太郎生で、耕作放棄地を生かして、渡り蝶「アサギマダラ」が飛来する「フジバカマ」の畑を整備している団体「太郎生道里夢(タロウドリーム)」=巨勢利幸会長=では、毎月第4日曜日に、草引きや美味しい食事などを楽しめるイベントを開催。
現在、1人1区画以上を担当しモニターとしてイベントに参加してくれる人と、CSR活動として協力してくれる企業を募集している。
同団体は地元住民12名で構成。地域活性化に取り組んでいる。観光客を呼び込もうと8年前にフジバカマ畑を整備したところ毎秋アサギマダラが飛来するようになり、多くの人が観賞に訪れていた。
そして昨年、巨勢木材店の奥に新たに面積約1000㎡のフジバカマ畑を整備。今年は実験的に畑を区分けして一般の人に無料でモニターになってもらい、名札看板を各自の区画に立て愛着を持ってもらっている。そして草引きイベントでは、フジバカマを使った匂い袋制作の見学や、BBQなど楽しい企画を毎回用意。
同団体では、「皆さんに協力してもらって畑を整備し、10年後もアサギマダラが沢山飛んでくるようにしたい。そして人を呼び、将来的には地域の店にお金が落ちるようにしたいです」と話している。
問い合わせは同団体広報の山崎さん☎090・3304・2650へ。