「アロマスプレー」や、募金箱を紹介する野島さん(左)、神谷さん(中央)、若松さん

「アロマスプレー」や、募金箱を紹介する野島さん(左)、神谷さん(中央)、若松さん

津市やいなべ市在住で「日本臨床アロマセラピスト協会」所属のアロマセラピスト・野島理恵さん、神谷祐希さん、若松裕美子さんでつくる団体「みんなにエール三重」が先月、県内で働く人々に、暑い中でマスクを着用する際に役立つ「アロマスプレー」を贈る活動を始めた。ペパーミントとレモンの精油が使われていて、マスクに吹き付けると体感温度が下がるなどの効果が期待できる。1本10㏄入りで今までに300以上贈った。
3名は看護師や医療スタッフとして働く傍ら介護福祉施設などを訪れアロマの講座やマッサージを実施してきたが、コロナにより施設訪問が難しくなったため、スプレーを贈る活動を始めた。
12月末頃まで活動を続ける予定で、同団体代表の野島さんは「店舗に募金箱を置かせてもらい募金と寄付で30万円を集め、県内2つの総合病院にアロマスプレーを贈り、最前線で働かれている医療従事者の方々にもエールを届けたいです」。
インスタグラムアカウントminna_ni_yell_mie

▼津市民スポーツ教室弓道競技=18、三重武道館
▼岡正子写真展・夏の津の海=16~21、VOLVOX
▼第7回あしたばローゼル音楽発表会=11、嬉野ふるさと会館
▼文学座「大空の虹を見ると私の心は踊る」=21、県総文中ホール

清水登之《ロシアダンス》 1926年、三重県立美術館蔵

清水登之《ロシアダンス》
1926年、三重県立美術館蔵

三重県立美術館で、「コレクション展」が開かれている。会期は9月6日まで。同館による特別展示で3部構成。
◆第1部=今日の1点
各週のテーマを定め、そのテーマに沿った作品をコレクションの中から選び、7名の学芸員が各自の専門分野を生かしてつぶやく大喜利風の企画。短い字数で伝えたい思いを明確に言葉にしなくてはならず、難しい面も多々あったというが、コレクションに対する各学芸員の愛着がよりストレートに表れる結果となり、フォロワーからも好評を得たという。
ツイッターから始まった同企画を今回、実際の作品を展示し再構成を試みる。
展示予定:絵画[日本画・油彩画]、版画、彫刻 約20点。 *ツイッターで取り上げた作品中、一部を展示。
◆第2部=非常時の美術
約100年前、世界的に大流行したスペイン風邪(A型インフルエンザ)によりわずか20歳でこの世を去った青年画家・関根正二。
人類の歴史はどこかで同じことを繰り返しているように見える。スペイン風邪と、今回の新型コロナウイルスの猛威とを簡単に重ね合わせることはできないが、歴史上の出来事が急に現実のこととして身近に感じられたという人も少なくない。
第2部では、関根の作品を起点として約100年間に我々が接してきた「非常時」に焦点をおいてコレクションを紹介。
展示予定:絵画[日本画・油彩画]、版画、彫刻、書籍等資料 約70点。
◆第3部=コレクションによる宇田荻邨(うだ てきそん)展(9月22日[火・祝]まで)。
新型コロナウイルスの影響で4月開催が中止になった「没後40年 宇田荻邨展」。展覧会を楽しみにしていた人に一部だけでも観れるよう、今回は同館所蔵の宇田荻邨の作品等を紹介。
観覧料=一般500円、学生400円、高校生以下無料。開館時間=9時半~17時(入館は16時半まで)。毎週月曜休館(祝日・休日の場合は翌日閉館)。
問い合わせは同美術館☎059・227・2100へ。

本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。希望される方は、葉書またはメール、FAX(津222・3331)で、宛名を「コレクション展」とし、〒・住所・氏名・年齢・連絡先を明記してご応募下さい。締切は7月16日必着。
尚、当選は券の発送をもって代えさせて頂きます。

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