三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第91回文化講演会?「発見塾」が7月25日㈯13時半~15時、津リージョンプラザ1階中央保健センター待合ホールで開かれる。主催=津市民文化祭実行委員会・津市。主管=津文化協会。後援=三重大学、本紙。
今回の講師は同大学大学院生物資源学研究科の木村妙子教授。演題は『ハマグリとアサリが語る伊勢湾のうつりかわり』。
木村教授は「『その手は桑名の焼き蛤』とかけ言葉になるほど伊勢湾のハマグリは有名です。ハマグリやアサリは古来から潮干狩り、工芸品として親しまれ、人々の暮らしに密着している海の生き物と言えます。でも、その一生や生活は意外に知られていません。また、いつもスーパーで売られているようで、実は外国からきているものも沢山あります。
今回は、ハマグリやアサリの生活や産地について、みなさんと予想を立てながら考え、それを通じて伊勢湾の変化についても考えてみたいと思います」と話す。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは☎090・1236・1144辻本さん。
尚、会場は土足厳禁で履物の収納スペースは設置されている下駄箱を使用。