長い梅雨の後は猛暑の日々となった。不要の外出をする気にもなれない。戸外は熱帯だ。
お昼ご飯は自然と冷たい麺類となる。そうめん、ざる蕎麦、冷やし中華。毎日冷たいものではいけないと、時々は温かいスパゲッティやラーメンも。小麦は美味しいとしみじみ思う。
どれも熱湯でゆでるから調理中は暑いが、私はそんなことが気にならないほどの麺好きなのである。
中でも一番のお気に入りは大矢知の冷麦。そうめんよりもうどんよりも冷麦だ。あの太さが一番美味しいと思う。冷たくしてつるつるシコシコ、ミョウガや青じそを薬味につゆで食べるのが最高である。
でも、今年はもっとシンプルな食べ方もしている。氷水でしめた麺にオリーブオイルと塩を振りかけるだけ。小麦そのもののおいしさが味わえる。また、麺の上にたっぷりの野菜を乗せて、オリーブオイルと麺つゆをぶっかけにするのも良い。オイルと麺は合う。
冷麦をスパゲッティのように使うこともある。ニンニクとオリーブオイル塩コショウでいろいろな野菜やベーコンを炒めて麺とからめる。バジルを使っての冷麦ジェノベーゼも香りが良くて美味しい。
伝統的な食品だからと伝統的な食べ方をしなくても良いだろう。世界のレシピで味が広がる。今度は蕎麦でイタリア風をやってみようと思う。  (舞)