手前に植えられているのがフジバカマ

手前に植えられているのがフジバカマ

8月23日、津市一志町波瀬の集落入り口を彩る里の丘広場を地元住民有志による「里山ファンクラブ」が草刈りなど清掃活動などを行った。
同クラブは25名で構成。元々は、地元の里山で地域住民が慣れ親しんでいる里山(御前山)が荒廃していたため、平成16年より活動を開始。三重県の補助事業の認定も受け、間伐、草刈り、参道の整備を進めてきた。
この広場は、下之瀬古自治会の所有地で同クラブが管理を行っている。広場奥の小川にも清掃活動の効果か蛍が舞うようになった。昨年、旅をする蝶として知られるアサギマダラが好むフジバカマの植え付けを行ったところ飛来し、多くの見物客でにぎわった。今年は植え付け面積を倍に増やしたので、9月下旬から10月上旬にかけての飛来を期待している。
同クラブ代表の水谷賢次さんは「今年も多くの人に来て頂けるように一生懸命整備を進めている」と語った。