華望ちゃんが描いた夢のお菓子

華望ちゃんが描いた夢のお菓子

夢のお菓子を手に…坂口華望ちゃんと川村さん

夢のお菓子を手に…坂口華望ちゃんと川村さん

夢のお菓子が実現しました!
津市物産振興会スイーツ部会は、募集した「あなたの夢のお菓子作ります」イラストコンテストの優秀賞に選ばれた5作品の作者にイラストを再現したスイーツを9月末までにプレゼントする。
同部会は、毎年2月に市内のスイーツを一堂に集めた「スイーつフェスタ」を開いている。同コンテストはその一環としてを行っているもので、市民から食べてみたいスイーツのイラストを募集し、最優秀賞5作品には同部会に加入する市内の和洋菓子店の菓子職人がイラストを基に再現したお菓子をプレゼントしている。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大で今年2月の開催を断念。コンテストの優秀賞授賞式と再現スイーツのプレゼントも中止となっていた。そんな状況下でも「何とか子供達の夢を実現してあげたい」という関係者の熱い想いから今回、店頭でプレゼントする事にした。
13日には、津市久居新町のケーキショップ「ボンマルシェ」で、オーナーパティシエの川村英俊さん(57)から坂口華望(はなの)ちゃん(小学3年)が描いた「うさぎのいちごケーキ」がプレゼントされた。
華望ちゃんは、日頃からイチゴとウサギが大好き。イラストには沢山の甘酸っぱいイチゴと可愛いウサギのったケーキを描いてみた。
川村さんによると「イラストを再現すると直径24㎝、イチゴは40個ほど使いました。中もシャルロット(スポンジケーキ)の間にイチゴをふんだんに使いました」と説明。
また、全体のバランスを考えて、中央にチョコレートで象った大きなウサギも添えた。
華望ちゃんは「とっても嬉しい。お友達と食べたい」と喜んだ。父親の充彦さん(45)も「いい記念になりました」と謝辞を述べた。