三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第93回文化講演会?「発見塾」が9月26日㈯13時半~15時、津リージョンプラザ1階中央保健センター待合ホールで開かれる。主催=津市民文化祭実行委員会・津市。主管=津文化協会。後援=三重大学、本紙。
今回の講師は同大学人文学部のグットマン・ティエリー教授。演題は『日本人論批評…日本文化は本当に比類のないモノなのでしょうか』。
グットマン教授は「『日本人は勤勉である』『日本人は和を重んじる』『日本人は自己主張が弱い』『日本人は集団で行動する』など、日本人についていくつかの命題が存在しています。これらは学術上『日本人論思想』と言われており、主に『日本人論』とうジャンルの著書に由来しています。その思想の影響で多くの日本人が『日本文化は比類のないモノだ』と考えています。果たして本当にそうでしょうか。受講者の皆さんと一緒に比較文化の観点から幾つかの具体例(著書、テレビ番組、政府資料、広告等)の批評を通じてその思想の妥当性を検証してみたいと思います」と話す。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは☎090・1236・1144辻本さん。尚、会場は土足厳禁で履物の収納スペースは設置されている下駄箱を使用。