2020年9月

新雲出川物語推進委員会が「環境基礎講座」の受講生を募集中。
同委員会は、山・川・海の協同組織、市民団体、企業で構成。平成20年10月の津市美杉町でのネットワークの森造成(植樹)を皮切りに、雲出川中流域、河口・海岸周辺での活動のほか山と海の子供達の交流事業も行うなど、様々な事業展開をしている。
今回の講座は、環境問題に関する基本的な知識を学び、市内の環境に関する施設を見学することで、地域で環境問題にかかわっている人、ボランティアで環境保全活動している人、環境問題を勉強している人、これから勉強したい人、ちょっと環境ボランティアをしたい人などが、より幅広い活動ができるようにと企画した。
▼第1回=9月12日㈯9時半~12時、座学…家庭ごみの現状と分別。見学…津市西部クリーンセンター、津市リサイクルセンター
▼第2回=10月10日㈯9時半~12時、座学…①津市の自然環境(森林の現状)②有機農業の推進と生ごみのたい肥化
▼第3回=11月14日㈯9時半出発~四日市市で昼食~16時半解散。見学…三重県環境学習センター、四日市公害と環境未来館
▼第4回=12月12日㈯9時半~12時、座学…①地球温暖化の現状と対策②河川と伊勢湾の現状と対策
▼第5回=1月9日㈯9時半~12時、座学…津市の環境行政。討議…地域ボランティア活動について
◎講座ごとにコーディネーター2名が出席。講義を受けた後、質疑応答に応じる。
◎講座・視察の日時は講師の都合で変更する場合あり。
◎1回だけの参加も可 受講対象者=津市に在住もしくは在勤、在学の人。
参加費無料。定員20名(希望者多数の場合は抽選)。4回以上の出席で津市環境基礎講座の受講終了証を授与。
申込は、氏名、年齢、連絡先を明記して同委員会へ連絡。☎090・8737・4353畑井委員長。FAX059・230・1706(8時~20時)。メールshinkumo2008@kumozugawa.net

葉に鳥兜模様 袱紗 江戸時代後期 名古屋市博物館蔵(松坂屋コレクション)

葉に鳥兜模様 袱紗 江戸時代後期 名古屋市博物館蔵(松坂屋コレクション)

流水に山吹模様 小袖 江戸時代後期~明治 名古屋市博物館蔵(松坂屋コレクション)

流水に山吹模様 小袖 江戸時代後期~明治
名古屋市博物館蔵(松坂屋コレクション)

名古屋市博物館では、10月10日㈯から特別展「模様を着る」を開く。会期は12月6日㈰まで。
衣服や布を彩る模様は伝統を受け継ぎながら、時の流行に刺激され、新しいものが生み出されてきた。百貨店の松坂屋も昭和のはじめに国内外問わず様々な地域・時代の衣装や布地を、小さなハギレにいたるまで集め、新しい呉服デザインを模索してきた。
形成されたコレクションは模様の豊かさ・多様さと共に、模様が作られ変化していく様子を伝えてくれる。
今展覧会では、社外扱いだったデザインソースである松坂屋コレクションにみられる模様を通し、意味を探りながら、そこから表われる人々の暮らしや想いにも迫る。
着物や洋服が好きな人はもちろん、イラストや手芸など創作活動をする人たちにも、見て楽しく、創造意欲も刺激するテキスタイルデザイン集となるはず。
◆松坂屋コレクションとは?
松坂屋百貨店が昭和6年(1931)から呉服デザインのために集めた染織品を中心とするコレクションのこと。その中身は江戸時代の小袖・能装束やその裂(きれ…ハギレのこと)、外国の布地や裂など種類が豊富で、全部で約5千件になる。それらは昭和初期に百貨店から発信された流行模様にも活用され、新たな名品を作るための資料として活用されている。
その後、コレクションのうち、裂を中心とした約2千500件が平成22年度に名古屋市博物館に寄贈された。裂の状態は一見不完全なようにも見えるが、当時の模様やデザインのおもしろさ、技法の多様さを十分に味わうことがでる。
展示数は216件(243点・予定)。
観覧料は、一般1300円、高大生900円、小中生500円(着物での来場者は当日料金から100円割引)。
開館時間9時半~17時(入館は16時半まで)。
本紙読者5組10名に同展覧会の招待チケットをプレゼント。
希望される方は葉書かメール、FAX(059・222・3331)に、〒・住所・氏名・年齢・電話番号を明記して、〒514─0028、津市東丸之内26─12、三重ふるさと新聞「名古屋美術館」係までご応募下さい。締め切りは9月3日必着です。
尚、当選はチケットの発送をもってかえさせて頂きます。

◆第4回大門健康づくりスペシャルウォーキング 10月24日㈯予定。津市大門大通り商店街の街の駅だいもん内・健康づくり受付所にて。※新型コロナウイルス感染状況により変更・中止の場合もある。同商店街振興組合事務所☎059・223・0090。
◆令和2年度・斎宮歴史博物館歴史講座・第2回 藤原仲麻呂の栄光と挫折 10月17日㈯13時半~15時半(受付・開場12時半~)、同博物館講堂にて。定員60名。参加無料。講師は大阪府立近つ飛鳥博物館の舘野和己館長。申し込みは往復葉書または電子申告システムで。締切は9月26日㈯必着。詳細は同博物館☎0596・52・3800(代表)。

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