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10月5日、津市大谷町にある大川学園のグラウンドで氷細工を制作する特別授業が行われた。
パーティなど祝宴にかかせない氷細工を学生たちに学んでもらおうと毎年催されているもの。氷細工のプロである津氷彫会の講師3名が指導に当たった。毎年6月に行われていたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で10月に延期された。
まずは講師たちが氷を削るためのノコギリ、ノミなどの道具の使い方を丁寧に指導。参加した学生37名は6グループに分かれ、ハープ、白鳥、鷹、皿、エンゼルフィッシュなど、チーム毎のテーマに合わせた作品作りに取り組んだ。
氷を大まかな形にするための大胆な動きと、しっかりと形を整えていく繊細な作業の組み合わせに学生たちは苦戦しながら、各チームが素晴らしい作品を作り上げた。
途中、大川幼稚園の園児たちも見学に訪れ、氷細工を見たり、冷たい氷にさわって喜んでいた。
2020年10月22日 AM 4:56
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