JR名松線・伊勢奥津駅前に設置された記念看板

JR名松線・伊勢奥津駅前に設置された記念看板

津市森林セラピー基地運営協議会がこのほど、美杉町JR名松線伊勢奥津駅の前に、同基地グランドオープン10周年を記念して看板を設置した。
森林セラピーとは、森林の癒し効果を生かして人間が本来持っている「こころ」と「からだ」の元気を取り戻そうとするもの。美杉地域は、東海地方で初めて森林セラピー基地の認定を受け、2009年10月にグランドオープン。特色の違う12のコースがあり、各拠点施設で健康チェックを行うことも出来る。
今回設置した看板は幅1m×高さ2m10㎝。船舶内の家具の製造と内装の設計・工事を手掛ける㈱創和(津市雲出伊倉津町)が、木が腐るのを防ぎ長持ちさせる「液体ガラス加工」を用いて制作した。
費用は三重県宅地建物取引業協会津支部(後藤昭久相談役)が毎年、津まつり会場でブースを出店し、その売上を同基地運営協議会へ贈呈してきた寄付金を充当した。
看板には12コースの名称が刻まれており、駅を降りた人や、隣接する伊勢本街道のPRや美杉の観光情報を発信する「津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設ひだまり」の利用者が目に付きやすいようにした。
後藤さんは「美杉はとてもいい所。もっともっと知って頂けるようPRしてきたい」と話した。