ぽけっトイレを前葉市長(右)に説明する苔縄社長

ぽけっトイレを前葉市長(右)に説明する苔縄社長

9日、津市役所で「㈱コケナワ」=名古屋市=が、災害時の感染症拡大防止を目的に、同社製品の携帯トイレ「ぽけっトイレ」500個を津市に寄贈した。
人事コンサルティングと防災用品を手掛ける同社社長の苔縄義宗さんは津市出身。昨年の台風で被災した長野市でボランティア活動をしている時にトイレに苦労する人達を見て、何とかしたいと強く思った。その後、防災に長年携わっていた荻上治男さんが開発した携帯トイレと出会い、手に取ってもらいやすいよう可愛くパッケージをデザインするなど改良を加え、販売する事となった。
特徴は、厚さ0・001㎜という極薄の特殊ポリ袋を使用しているので手のひらサイズに畳め、携帯性に優れている点。また、便座にかければ直接座ることができ、使い捨てなので共用トイレの接触感染も防げる。防災以外では、渋滞時や登山などでも使用可能だ。
苔縄社長は「新型コロナウイルスの感染拡大で衛生面の意識が高まっている中、多くの皆さんに使って頂けたら」と挨拶。ぽけっトイレを受け取った前葉泰幸市長は「さっそく避難所に配備して活用させて頂く。その上で、市民の声をフィードバックさせて頂きたい」と感謝した。