鉄道オタクではないけれど、列車を見るのが好きだ。踏切で遮断機に止められると、どんな列車が通るかと待ち時間を楽しむ。乗客がどれぐらいいるかなと見る。
きょうの特急の席はバラバラと埋まっていた。なるべく密にならないように席を取っているようだ。ひと頃からすると乗客はずいぶん増えたように思う。
特急ひのとりやしまかぜが通るとうれしい。GoToトラベルで伊勢志摩へ行く人も増えたようだ。しまかぜの席がほとんど埋まっている。
JRの特急南紀も時々見る。この特急はたいてい空いている。南紀への自動車道が整備されてきたので、列車より車やバスを使う旅行が増えただろう。GoToトラベルの効果も限定的かもしれないと、列車が通り過ぎる短い時間に分析をしてみる。
昔々、通学に列車を使っていた頃、車内ではいつも寝ていた。揺れに身を任せてうとうとガクッとしては、誰にも見られなかったかと周りを見たものだ。あの頃はどうしてあんなに眠かったのだろう。
列車で通ったのは人生のほんの数年間で、その後は車ばかりの生活である。でも、見て楽しいのは車でなくて列車だ。いろんな人を乗せてどこかへ行く夜の列車の明るい窓にロマンを感じる。コロナが終わったら、特急南紀で熊野に行ってみようか。でもやはり車が便利だろうなと思ってしまう。    (舞)