よしみ号と肥育農家の中村さん(左)と朝日屋の香田社長

よしみ号と肥育農家の中村さん(左)と朝日屋の香田社長

11月24日、松阪肉牛〝七保肉牛〟の女王を決める『大紀町七保肉牛選考会』が、度会郡大紀町野原のJA伊勢・度会経済センター肉牛出荷場であった。主催=同町七保肉牛共進会。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で松阪肉牛共進会が中止。例年は同共進会に出品する特産松阪牛に該当しない牛を集めた「七保肉牛共進会」として開催していたが、今年は特産松阪牛も出品され、選考会という形で開かれた。
最高賞の優等1席には同町野原の中村一昭さん(44)肥育の「よしみ」号690㎏が輝いた。中村さんは「丹精込めて育てた牛が選ばれて嬉しい」と笑顔で語った。
今年も出品された牛は津市北丸之内の精肉店・朝日屋が全頭購入。朝日屋の香田佳永社長は「肉質と肉量に優れた素晴らしい牛が揃っている」と話した。
この50頭は、12月17日から朝日屋で開催される「感謝市」にて通常価格で販売される。