「秋の蚊の油断もスキもない攻撃」 俳句みたいなものが頭に浮かんだが、これは川柳だろうか。はっきり言いすぎて風情がない。
秋の蚊は死に物狂い。洗濯ものを取り込むために少し外へ出ただけなのに、首筋に一匹、足首に一匹蚊が貼りついていた。我が家の周りにたくさんいる蚊は、イエカと呼ばれる種類だと思う。
蚊は卵を産むために雌だけが血を吸うと言われているが、イエカの仲間には血を吸わなくても一回は卵を産める蚊がいるそうだ。だから、この辺りに蚊が多いのだと納得する。あれほど多くの蚊を発生させるほど、この地区には人が住んでいない。
その蚊が、また寒さに強くて、秋どころか冬までも生きている。我が家は、一年のほとんどの季節を蚊と共存する羽目となっている。
しっかりと網戸を閉めていても、蚊はどこからか部屋の中に入ってくる。寝ている時に耳元でブーンと羽音が聞こえると、本当にイライラする。
どこかの国で蚊を不妊症にする研究がなされていると聞いた。蚊を媒介とする感染症対策として、遺伝子組み換えで不妊化した雄を散布し、蚊を生まれなくするという。
感染症の怖さを感じる今は素晴らしい研究に思えるが、突然変異など起こらぬかと心配にもなる。秋の蚊に刺されて、痒い痒いと言っているぐらいで終われば平和である。
(舞)
2020年10月22日 AM 4:55
爽やかな秋晴れに恵まれた11日、津市美杉町竹原の「珠の牧」で「子ども里山自然体験教室」が開かれた。
主催は「NPO法人・森の劇場プロジェクト」=長野多恵代表。同プロジェクトは、劇場法に沿った白山総合文化センターしらさぎホール=白山町二本木=の活用方法の検討・提言を契機に発足。芸術や地域活性化など様々な分野で活動する市民で構成。津市委託の文化創造事業など、官民連携で教育・福祉・コミュニティ回復の機能を持つ社会機関としての劇場づくりを行ってきた。今年はコロナ禍によって、例年行っている事業は中止となったが、児童に自然学習の場をと7月から全4回で行ったもの。
珠の牧は、鈴木牧場=津市藤方=が、山に植えた野シバなどを餌に乳牛の完全放牧を行いながら自然の中で循環させるサイクルをつくる「産地酪農」の実践の場。
児童たちは長野さんや珠の牧の鈴木雄大さんたちと共に、牧場周辺の山で木を切ったり、絵をかきながら、牧場の入り口に設置する看板をつくった。自然の中で自由に楽しみながら、児童たちは豊かな心も育んでいた。
2020年10月22日 AM 4:55
10日、津市藤方の津八幡宮で、市指定無形民俗文化財の八幡獅子、入江和歌囃子などの郷土芸能を継承する「津民芸保存会」=川北晃司会長=が55周年記念事業として、参道境内への砂利40トンの奉納を行った。
この日は本来、津まつりが行われる予定だったが新型コロナウイルス感染拡大予防のため、今年度は中止。津まつりは、津八幡宮の祭礼が起源のため、毎年、同保存会を始め、郷土芸能団体などが集まり祭礼が執り行われている。この日も早朝より各団体の代表者らが祭礼に参加した。同保存会では周年を迎える中で、何かできることがないかと考えて砂利の奉納を決めた。
川北会長は「昭和41年の民芸保存会の結成以来、練習場所を提供して頂くなど、数えきれないくらいお世話になってきた」と挨拶した。
台風の影響による大雨の中、会員たちは感謝を込めてシャベルで砂利をならし、参道の水たまりを埋めるなど、心を込めて整備を行った。
2020年10月22日 AM 4:55