更新された動画の一場面……豊かな自然の中を走る名松線

更新された動画の一場面……豊かな自然の中を走る名松線

津市美杉町を拠点に、JR名松線や沿線の活性化に取り組む市民活動団体「名松線を元気にする会」=中田かほる会長=が先月から今月にかけて、ホームページで同線の魅力をPRする動画を多数更新した。
新型コロナの影響により、イベント会場でのPR活動が当面難しいため、HP内の既存の「動画コーナー」で数年前から撮りだめた動画を一挙更新。
四季折々の豊かな自然の中を走る名松線や、同線全線復旧記念のウォークイベント、終点の伊勢奥津駅前に飛来する渡り蝶「アサギマダラ」などを紹介している。ナレーションはなく、列車がゆったりと走る音をじっくり楽しめる。
同会では「都会では味わえない、名松線がのどかに走っていく風景の雰囲気を楽しんでもらい、コロナが収束したら実際に乗ってみようという気持ちになってもらえれば」と話している。

認知症になっても安心して暮らせる町づくりを目指して──
非営利市民活動団体だいじこファミリーが「認知症サポーター養成講座」の受講生を募集している。協力=在宅介護支援センターつまちなか地域総合相談センターシルバーケア豊寿園。
同サポーターは、認知症を正しく理解し、身近に認知症の人やその家族と出会った時にそっと見守る、そっと手助けする応援者のことをいう。同講座は、そんな応援者が地域にたくさんいることを目指して開かれる。
「こんな時はどうしたらいいんだろう?」「認知症って聞いたことがあるけど、どんなこと?」…そんな疑問解決のヒントとなる。
開催日時=6月21日㈰10時半~12時。津センターパレス2階中央公民館・研修室Aにて。
定員=20名(最少催行人数5名)。
対象=関心がある人ならだれでも参加可能。年齢不問。
講師=介護支援専門員
内容=座学60分~90分、認知症サポーターキャンペーンビデオ約15分、認知症という病気の理解や認知症の人との接し方・付き合い方…等々。
※受講者には認知症サポーターの証となるオレンジリングを進呈。
申し込み・問い合わせは担当のTSUぶ☆あん子さん(野田啓子さん)☎090・7300・5840。参加費=無料。
尚、状況により中止になる場合もある。

長谷川さんが、骨董品や雑貨などを販売する「マルトモ」

長谷川さんが、骨董品や雑貨などを販売する「マルトモ」

津市の大門大通り商店街にある街の駅だいもん内に先月、骨董品・雑貨
などを販売する店「マルトモ」がオープンした。 経営するのは、同市河芸町在住の長谷川智昭さん(80)。長谷川さんはシルバー人材センターに所属し庭木の剪定の仕事をしていて、客先で骨董品のコレクションを見せてもらったのをきっかけに10年程前から自身も蒐集し始め、今では数えきれないほど所有。
骨董品の魅力を、「例えば、焼き物に『元禄元年』と年号が彫ってあっても、本当にその年のものなのか真偽のほどは完全には分からない。そこが面白い」と話す。
剪定の客から、骨董品の目利きや仕入れ先も教えてもらい、フリーマーケットでの販売も実施。そして同商店街のイベントに来場したとき街の駅に空き店舗があるのを知り、開店を決めた。特に好きだという仏像をはじめ、自身のコレクションの一部を販売している。
「気楽に来てもらえる店にしたいです」と長谷川さん。
営業時間は、10時~16時。不定休。
問い合わせは☎090・6337・7815。

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