ボランティアガイド団体「河芸『江』の会」=長谷川正廣会長=が4月18日㈯13時半~15時、津市河芸町浜田の河芸公民館大ホールで、10周年記念講演会を開催する。
後援=本紙ほか。
講師は東京都江戸東京博物館学芸員で日本史学者の齋藤慎一さん。齋藤さんは1961年生まれ。2001年「中世後期の領域形成と城郭」で博士(史学)。著書は『戦国時代の終焉「北条の夢」と秀吉の天下統一』(中公新書)ほか多数。
演題は「江と徳川将軍家」。
主催者は、「近年、『お江』の位牌が納められていた『宮殿』(厨子の一種)が目黒区祐天寺で発見されました。霊廟や宮殿から徳川将軍家の『お江』に対する思いを察することができます。その『お江』は、伊勢上野城で幼少期を過ごし、やがて2代将軍秀忠の正室となりました。今回は、『お江』の江戸での生活、とりわけ将軍家との関わりを通して知られざる『お江』の実像についてお話いただきます」としている。
▼参加費無料
▼定員500名
▼整理券を3月23日㈪10時~、河芸公民館、河芸総合支所、津市観光協会、道の駅津かわげで配布する。一人3枚まで。
▼問い合わせは津市河芸総合支所地域振興課☎津244・1700へ。

悔しさを乗り越え夏の大会を目指す奥田さん

悔しさを乗り越え夏の大会を目指す奥田さん

㈱ジャパンスポーツ運営が運営する津アサヒスイミングスクール(津市西古河町)に通う奥田真由さん(10)は、若手スイマーの登竜門とされる「第42回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」(3月26日~29日開催予定だった)への初出場を決めたが、同大会が新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止に。悔しい思いを胸に夏の大会に向け、練習に励んでいる。
奥田さんの出場が決まっていたのは、同大会の200m個人メドレー、50m背泳ぎ。念願の同大会出場を目標に練習に取り組んできたが、今年に入ってから特に調子を上げており、同大会出場の最終選考大会に当たる2月16日、「三重交通G スポーツの杜鈴鹿」で行われた日本スイミングラブ協会の三重地域夏季水泳競技大会で同大会出場への切符を手にした。ベストタイムは200m個人メドレー2分36秒68、50m背泳ぎ33秒67。
奥田さんは同大会での活躍をめざし、練習に打ち込み続けてきたが、コロナウィルス感染拡大防止と政府見解を受け、今月3日に大会の中止が決まった。悔しい思いをにじませる奥田さんだが「今まで積極的に泳げるように頑張っていく」と夏季大会に向けて、気持ちを入れ替えて再スタートを切っている。

新製品を手にする北村社長

新製品を手にする北村社長

ナイロンコードでラクラク草刈り

ナイロンコードでラクラク草刈り

大手企業の下請けに頼ることなく、独自商品を開発し続けることで中小企業の新たな活路を見出してきた津市庄田町の㈱北村製作所=北村清司社長=がこのほど刈払機用地ズリ安定板(草刈り機の刈刃に付ける安定板)『ジズライザー』=特許取得済=シリーズの新モデル「RAKU・AIR125MA」を新開発し発売した。
ジズライザーは、草刈り機の先端にある刈刃の押さえとして装着するもの。刈刃と共に高速で回転することで発生するジャイロ効果(姿勢を安定しようとする現象)により、安定した操作性を実現。女性や高齢者でも使いやすく、作業性抜群の〝地ズリ刈り〟で草刈りの疲労を軽減するとの好評を得て大ヒット。以来、様々な派生商品を「ジズライザーシリーズ」として開発し、市場のニーズに応えてきた。
「RAKU・AIR125MA」は金属製の刈刃の代わりに、ナイロンコードを使用。鞭のようにコードが回転することで草を刈っていく。金属刈刃に比べて安全で、軽量なため作業者の肉体的な負担も少ないのが特徴。
従来、カシメ付きのコードを1本、1本、ジズライザー本体に差し込んで使用していたが、今回の新製品はコードが巻いてあるロングコード仕様のカートリッジを本体にセットするだけで簡単装着を可能にした。
従来のカシメ付きナイロンコードと比べ80%も寿命が長く、長時間での使用が可能。コードの長さ調節ができるので、使いたいシーンに合わせて自分好みにカスタマイズできるなど使い勝手が大幅に向上した。税込3250円。カートリッジは税込460円でホームセンター等で発売中。
北村社長は「社会に求められる製品を開発するという使命感を感じながら、今年で創業50年・命知20年を迎えた。今後も10年先、50年先を見据えて製品を開発していきたい」と話す。
問い合わせは同社☎津256・5511へ。

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